Splunkのソリューションエンジニア(以下、SE)組織には複数のチームが存在しています。また、社内での長期的なキャリア形成の一環として、これまで多くのSplunkerが社内公募に応募、新しいポジションで活躍しています。
今回は、Splunk Stories - Splunk社員の声として、岡さんにSE組織内でのキャリア形成や社内公募の体験、そして今後の展望について語っていただきました。
岡さんの自己紹介、これまでのキャリアについて教えてください。![SE](/content/dam/splunk-blogs/images/ja_jp/2024/07/splunker-stories-se-do/image1.jpg)
2022年2月にSplunkに入社しました。Splunk入社以前は、新卒で入社した外資系のIT企業で、インフラ保守運用関連のマネージドサービスのプリセールスとして7年ほど勤めていました。金融、製造、流通と業種問わず、主に基幹システム周辺での保守運用業務の改善や効率化提案を行っていました。
また契約期間が5~10年と長期間のサービスに対し、実行性のあるソリューションを組み立てるためお客様と社内の双方で、さまざまな調整を行うスキルを身につけてきました。担当する案件の規模や複雑さにやりがいを感じる日々を送っていた一方で、より技術的に優れた製品を扱うことでお客様によりよい提案ができるのではないかという思いもありSplunkに転職しました。
Splunkでのキャリアは、Global Shared Service(GSS)チームのメンバーとしてスタートしました。GSSチームについては大前さんのブログで詳しく紹介されていますので、ぜひ興味ある方はご覧ください。2年ほどお客様の業種や案件の大小問わずさまざまな案件に関わりSplunkの製品、ソリューションについて一通りの知識と経験をつけ、2023年12月に現在所属する、Strategic SEチームに異動しました。
Global Shared Service SEからエンタープライズ企業のお客様を担当するアカウント付きSEに社内公募された経緯や背景はどのようなものでしたか?
もともとIT基盤運用がバックグラウンドでしたが、その領域にとらわれずにお客様課題へ寄り添うことで新しい領域へのチャレンジがしたい、また、より大規模で複雑なソリューションが必要となる案件に早期フェーズから関わりたいと考えていました。そのため、中長期のキャリアプランとしてアカウントSEへの異動を考えていましたが、Splunk入社時点では、前職での経験とSplunkでのSEの業務のギャップを実務を通して埋めたいと考えておりました。
GSS SEチームでは、さまざまな案件で経験を積むことができたことに加え、充実している社内研修リソースを活用して、Splunk Core Certified Consultantの認定資格を取得することもできました。その結果、製品知識と実務に自信をつけることができ、アカウントSEにチャレンジすることにしました。
社内公募の選考プロセスに初めて進まれた際の印象や過程をお聞かせください。
SEチームでは、マネージャーとの1on1ミーティング(個人面談)が毎週または隔週の頻度であり、私の場合、日常の業務のことだけでなく、日頃からキャリアプランや異動そのものについても相談していました。その中で選考プロセスへの申請方法を教えてもらったり、異動前後での案件の調整などもサポートしてもらいスムーズに異動することができたと思います。オープンなポジションであればいつでも誰でもアプライできるようになっているため、制度自体がシンプルでスムーズにプロセスを進めることができました。
自分の中で大きな決断でしたが異動元と先の両マネージャーはもちろん、ロールモデルとしている先輩に気さくに相談できる雰囲気があり、適宜、アドバイスを貰うことで不安を解消しつつ選考を進めることができました。キャリアの目標を実現するためのステップを支援してくれる文化がSplunkにはあることを体感することができ、良い経験になりました。
新しいSEポジションに着任されてからのご状況はいかがですか?
GSSチームでは、業界を問わず幅広いお客様の案件に関わり、必要なタイミングで製品デモの実施やPOC支援といった業務を通して技術的な支援を行うことができていました。現在のアカウントSEでは、特定のお客様を担当するため、セキュリティやIT運用をはじめ、データ活用を推進するためにお客様が日々抱えている課題により寄り添って提案することが求められますが、GSSでの経験を活かしながら、お客様の現状やその背景にあるビジネス課題を理解し、お客様にとってSplunkが真に価値のあるソリューションとなるようアカウントチーム一丸となって提案することにチャレンジしています。
今後の目標や展望などがありましたら教えてください。
今回の社内異動では、周囲の理解を得ながら、背中を押してもらうことができ、新しいポジションに挑戦することができました。SEチーム内では、社内異動制度を用いたキャリア形成の支援も手厚いです。私が利用した社内公募制度のほか、ジョブローテーションプログラムを活用して、グローバルチームのポジションにチャレンジしている同僚もいます。
私自身はしばらくは今のポジションで頑張りたいですが、今後は国内外問わず、いろいろなチャンスが転がっていることを意識しつつキャリアを積んでいきたいと思います。
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