Splunker Stories - Splunk社員の声として、中村さんにこれまでのキャリア、入社理由、ソリューションエンジニアとして思い出に残っている仕事などを語っていただきました。
氏名:中村 多希 (Taki Nakamura)
入社日:2017/11/1
私は元々3歳からクラシックバレエを習っており、将来は海外のバレエ団で踊ることを目標としていました。高校卒業後、単身渡米し、幾つかバレエ団のオーディションを受けていましたが、自身が思うような成果が実らず、別の将来を歩むことを考え始めていました。渡米先がサンフランシスコということもあり、大学でITを専攻したことがきっかけで、今日に至るまで、IT業界に身をおくことになりました。
キャリアとしては、最初の就職先から数社、社内IT業務を行なっておりましたが、ある日、以前働いていた会社の同僚から、別のセキュリティ会社でプリセールスとしてやってみないか?と誘われたことが転機となりました。社内のITではなく、お客様と接して仕事をしてみたいと思っていたこともあり、セキュリティ業界で数社のプリセールスとして働いていました。
具体的には、企業向けエンドポイントマルウェア対策製品をメインで担当し、脅威インテリジェンスの組み込みなどのプリセールスをしていました。また、マルウェアの歴史や変遷などのセキュリティのリテラシーを上げるために地方講演を行ったり、セキュリティのランドスケープのリリース発表などマーケティング活動にも携わっておりました。
Splunkには2017年11月に入社しました。Splunkでもセキュリティ案件に携わることが多いですが、アカウントSEのため、Observability領域のプリセールス活動も行います。セキュリティと同じように活動できるよう絶賛勉強中です。
ずっとセキュリティソフトの狭い範囲で働いていたため、新しいことにチャレンジしたいと思っていました。前職でSplunkと連携するソリューションがあったので、Splunk自体はなんとなくは知ってはいたものの詳しくは知りませんでした。とあるきっかけでSplunkを調べていく内に、Splunkの様々なデータを収集・分析し、インサイトを提供するサービスは、普段、私達が目にしていることでも効率化が可能になったり、利便性の高いサービスに変えていけるものだと分かりました。
Splunkを利用したサービスが世の中を変えていけるのではないかと想像しただけでワクワクし、魅力を感じて転職を決意しました。
2018年にシンガポールのSEとして働いたことが一番心に残っていることであり、また自身が今もまだSplunkで働いている転機となっています。実は、入社してしばらくは、自身のスキル不足で不安になることがありました。当時の上司と継続的に1on1をする中で、自身の強みを活かす場として、シンガポールを担当するSE不足の事態から、一時的にシンガポールをサポートするSEとして働いてくれないか、と打診がありました。その際も、正直自信はありませんでしたが、自身の英語力を活かせつつ、これも挑戦だと思い、シンガポール勤務の決意をしました。
現地のスタッフの方は、私を心から温かく迎え入れてくれ、当時のシンガポールはSEが少なかったこともあり、日本から来たスキル不足の私でも皆さんが頼ってくれました。私を頼ってくれる皆さんを失望させてはいけない!という強い思いがあったのと、仕事を自己完結していくために、これまで以上にSplunkのことを学ぶために時間を費やす必死の毎日でした。
とはいえ、業務後は現地の方と美味しいご飯を食べたり飲みに行ったり、オフもしっかり楽しんでよく笑っていたのでとにかく充実した日々を送っていました。シンガポールでは日本よりも多くのお客様と対話しなければならないという状況であったため、結果的に多数のお客様との対話経験が、Splunkで仕事を続ける自信にもなりました。
お客様の感謝の温かいお言葉を頂戴すると、とても幸せになり、また、同様の経験したいと思うようになって、今に至っているのではないかと思います。
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Splunkは、2003年に設立され、世界の21の地域で事業を展開し、7,500人以上の従業員が働くグローバル企業です。取得した特許数は1,020を超え、あらゆる環境間でデータを共有できるオープンで拡張性の高いプラットフォームを提供しています。Splunkプラットフォームを使用すれば、組織内のすべてのサービス間通信やビジネスプロセスをエンドツーエンドで可視化し、コンテキストに基づいて状況を把握できます。Splunkなら、強力なデータ基盤の構築が可能です。