課題
今日のIT環境は複雑化し、クラウドへの移行も進んで、問題をすばやく検出して解決するのが難しくなっています。ツールが増えるとさらに複雑になって、チームの不満が高まり、障害の影響がカスタマーエクスペリエンスにまで及ぶようになります。これではイノベーションどころではありません。
解決策
わかりやすいダッシュボードでクラウドインフラとサービスを完全に可視化
問題を発生と同時に検出し、アラートを生成して修正し、サービスの信頼性低下を事前に回避
エンタープライズグレードのソリューションに投資して組織の将来の成長に対応
テクノロジースタック全体のリアルタイムのメトリクス監視をすばやく開始できます。すぐに使える250以上のインテグレーション、カスタマイズ可能な自動ディテクター、事前構築済みのダッシュボードが用意されています。カスタムメトリクスを表示して、関連コンテンツやコンテキストに即したインサイトにすばやく切り替えることもできます。
OpenTelemetry標準に準拠しているため、データに自動インストルメンテーション(計装)を一度行うだけで、データを継続的に管理できます。専用のリアルタイムストリーミングアーキテクチャにより、あらゆるソースからすべてのデータを大規模に取り込み、メトリクスを時系列に沿ってオンデマンドで同時処理できます。
インテグレーション
Splunk App for Content Packs
事前パッケージ済みのコンテンツがまとめられており、一般的なITインフラ監視ソースに対応したサーチやダッシュボードをすぐに使用できます。
クラウド監視とは、クラウドベースのシステムとワークロードを監視することです。オンプレミス環境を対象とする従来のIT監視をクラウドで行うようなものです。その内容はサービスの問題や障害の通知と対応だけではありません。問題をインテリジェントに事前予測し、対応をできるだけ自動化して、ユーザーに影響が及ぶ前に問題を修復することも含みます。
マルチクラウドのアプローチに移行すると、その複雑な環境をフルスタックで可視化するためのツールやシステムが必要になります。クラウド監視ソリューションを統合すれば、サービスの可用性だけでなく、ビジネスのパフォーマンスや全体の収益性を含むあらゆる面で運用を大幅に改善できます。
クラウド監視は、オブザーバビリティ、分析、エンゲージメントなど、幅広い領域を含みます。クラウド監視の基本的なコンセプトは、IT運用管理(ITOM)、SIEM (セキュリティ情報/イベント管理)、SOAR (セキュリティのオーケストレーションと自動化によるレスポンス)、運用インテリジェンス(OI)など、他のさまざまな分野と重複しています。
監視とオブザーバビリティは異なる概念ですが、関連があります。監視はシステムのオブザーバビリティを向上させるために行う活動のことです。オブザーバビリティは監視の進化形であり、ハイブリッドクラウドのワークロードの動作やサービスのパフォーマンスの測定も可能です。
クラウド監視では、IT運用チームの活動に役立つ情報が提供されます。たとえばクラウド監視ツールでは、他の運用に好影響または悪影響を与えているワークロードを確認したり、目標、リソース、予算に合わせてワークロードの規模を最適化したりできます。優れたクラウド監視は、インサイトの取得や機会の発見につながります。