IT環境の複雑化が進み、監視の負担がこれまで以上に増しています。担当者は、さまざまなチームと協力しながら多数のツールを使いこなす状態で、多忙を極めています。そのためIT担当者は、物事を円滑に進めたいと考え、特に他のトラブルに対応しているときには設定作業などに時間をとられたくないと思っているでしょう。
.conf23で発表されたSplunk IT Service Intelligence (ITSI)の新しいイノベーションは、精度と明瞭度をかつてないほど高めて、価値実現までの時間を短縮し、運用効率を向上させます。
サービスサンドボックス(プレビュー版):サービスデコンポジション(分解)をさらに簡単に実行できます。UIでサービスを直接ドラッグアンドドロップして、本番環境へのリリース前にサンドボックス環境でマッピングすることで、価値実現までの時間を短縮できます。プレビュー版のお申し込みはこちらで受け付けています。
機械学習ベースのしきい値設定(プレビュー版):最新の機械学習テクノロジーと過去のデータを活用して、精度の高い動的しきい値をワンクリックで簡単に設定できます。これにより、データサイエンティストがいなくても、誤検知を最小限に抑えながら、KPIやIT環境の健全性に関する正確なアラートをすばやく簡単に設定できます。プレビュー版のお申し込みはこちらで受け付けています。
動的しきい値での外れ値の除外:これまでの動的しきい値機能では、過去のすべてのKPIデータに基づいてしきい値が日々更新されていました。参照データには、システムやネットワークの障害によるスパイクなど、既知の外れ値も含まれていました。今後は、動的しきい値の設定でこれらの外れ値を除外して、しきい値やアラートの精度をさらに向上させることができます。
エンティティのステータスの根本原因分析と修復:エンティティのステータスが「不安定」とマークされたときに、以前は曖昧だった原因を明確に理解できるようになりました。新しいウィザードによって、問題の特定と修復を手順に沿って行うことで、エンティティの健全性をより正確に把握できます。
スパーク線の視覚オブジェクトの改良:スパーク線の視覚オブジェクトの精密度が向上し、KPIやエンティティのパフォーマンスを詳しく調査するときに、時間枠を狭めても線が粗くならず滑らかに描かれるようになりました。
シンプルXMLベースのエピソードレビューダッシュボードのサポート:エピソードレビューに反映される重要イベントの集計ポリシー(NEAP)を定義する際に、JSONベースのカスタムダッシュボードに加えて、XMLベースのカスタムダッシュボードも作成できるようになりました。
Splunk IT Service Intelligence 4.17のリリースによって価値を早期に実現し、精度と明瞭度を向上させることで、お客様が複雑さを克服して運用を効率化し、サービスの健全性を維持できるよう支援するというSplunkの目標達成にまた一歩近づきました。
サービスサンドボックスと機械学習ベースのしきい値設定をお試しになりたい場合は、プレビュー版の利用をお申し込みください。サービスサンドボックスはこちら、機械学習ベースのしきい値設定はこちらで受け付けています。
.conf23で発表されたトピックについて詳しくは、こちらをご覧ください。
#splunkconf23のハッシュタグが付いたツイートをぜひご確認ください。
Splunkプラットフォームは、データを行動へとつなげる際に立ちはだかる障壁を取り除いて、オブザーバビリティチーム、IT運用チーム、セキュリティチームの能力を引き出し、組織のセキュリティ、レジリエンス(回復力)、イノベーションを強化します。
Splunkは、2003年に設立され、世界の21の地域で事業を展開し、7,500人以上の従業員が働くグローバル企業です。取得した特許数は1,020を超え、あらゆる環境間でデータを共有できるオープンで拡張性の高いプラットフォームを提供しています。Splunkプラットフォームを使用すれば、組織内のすべてのサービス間通信やビジネスプロセスをエンドツーエンドで可視化し、コンテキストに基づいて状況を把握できます。Splunkなら、強力なデータ基盤の構築が可能です。