Splunkを勉強したいけど、どのような資料を見て、何をしたらよいのかわからない、と思ったことはありませんか?公式ドキュメントを読んだり、チュートリアルに沿って自分で進めればいいのだけれど、どうしても一人で勉強するのは気が進まない・・・。そのような方向けに、Splunkでは定期的に、日本のソリューションエンジニアが公開ワークショップ(Zoomによるオンライン)を開催しています。本記事では、どなたでも参加いただける、日本のソリューションエンジニアによるラボ演習付きワークショップをご紹介します。
開催が決まっているワークショップは、イベント紹介ページから確認できます。興味を持ったワークショップがある方は、ぜひお申し込みください!(日本のサイトから、workshopと検索すれば、日本語のワークショップのみを検索できます)
Splunk Services Japan では、日本のソリューションエンジニアが、日本のお客様向けに公開ワークショップを定期的に開催しています(全てオンラインで開催しております)。
基本の流れは講義とラボによる演習となります。ラボを完了しなかったからといって特にペナルティなどは発生しませんが、ぜひ講義で学んだ知識を定着させるため、積極的にラボにも取り組んでいただくことをお勧めします。
ワークショップの種類は多岐に渡ります。大まかな分類としては以下の通りです。
上記のワークショップについて、必ずSplunk CoreのEntryから順番に参加しなければならない決まりはありません。ご自身の知識や経験に応じて、必要な機能や製品のワークショップを選択して参加いただくことが可能です。次のセクションから、参加申込手順や、参加前の注意事項について説明していきます。
Splunk Japan SE Workshopに参加するための条件はただ一つ、「Splunkアカウントを持っていること」だけです!
Splunk製品をご契約いただいている必要はありませんし、費用をお支払いいただく必要もありません。Splunkアカウントと、そしてできればSplunkやログ分析に関する興味も持っていただければ、どなたでもワークショップにご参加いただけます。
ちなみに、Splunkアカウントが必要な理由は、ワークショップ中に使用するラボ環境にログインする際の認証にSplunkアカウントを使用するためです。Splunkアカウントはこちらのページから作成可能です。ワークショップ申し込み後でも結構ですので、当日までに作成いただくようお願いします(作成を忘れてしまった場合でも、当日作成してそのアカウントを使用してラボを行うことは可能です)。
ワークショップの参加方法はとても簡単です。
Splunkのイベント紹介ページから、「Workshop」と検索すると、申し込み可能なワークショップが表示されます。
ワークショップを選択すると、説明画面と申し込みに必要な入力項目が表示されます。フォームに従って入力項目を埋め、「登録」ボタンをクリックすると申し込み完了です。入力いただいたメールアドレスに、ワークショップの詳細が記載されたメールを送信しておりますのでご確認ください。
いくつか、ワークショップに参加時の注意事項をまとめておきます。初めて参加される方は確認してから参加いただけると当日トラブルになりづらいと思います。
ワークショップでは、講義中に使用する資料やチュートリアルデータの配布をZoomのファイル共有やGoogle Driveのファイル共有などで行います(講義によりますが、数十MB程度のファイルを共有する可能性もあります)。特に日本の大企業のお客様では、これらクラウドストレージへのアクセスが禁止されていたり、社内ポリシー上、大容量のファイルをやりとりすることを禁止したりしている場合があります(作業端末にダウンロードいただいた数MBファイルを、外部のラボ環境にアップロードすることを禁じているため、ラボができないというお客様もたまにいらっしゃいます)。
このようなトラブルを避けるため、もし自分の会社の端末やネットワーク上で上記のような制限を設定している可能性がある場合は、制限を一時的に緩和する、または別の端末や個人端末およびネットワークを利用してワークショップに参加する、等の回避策がとれないかご検討ください。
ただし、どうしても社内セキュリティポリシーで決まっている制限があり、また会社の端末およびネットワークを経由してワークショップに参加しなければならない方もいらっしゃると思います。その場合でも、メールでの資料配布や、アクセスができないラボはスキップして講師側で事前設定した環境をお使いいただくなどサポーターができる限り支援いたします。しかしワークショップに参加される方の人数次第では十分なサポートができない場合もありますので、ご理解いただきますようお願いします。
ワークショップは、講義+ラボの繰り返しで行われます。参加者の方の中には、講義のみでラボに参加されない方もいらっしゃいますが、できる限り、ラボにも参加して実機上の操作を理解いただくことをお勧めしております。
Splunkは、ログデータを使って分析を行ったり、可視化を行ったりできる製品ですが、その用途は非常に幅広いです。実際に操作してみることで、こんなこともできる、あんなこともできそう、というお客様の発見にもつながると考えております。せっかく業務時間を調整してワークショップに参加いただいているわけですから、ぜひ実機を操作いただき、講義では見つからなかったSplunkの新しい使い方を発見していただければと思います。
ワークショップは、Zoomのイベント機能を用いて開催されます。講師と音声で会話することができないため、不明点などがあった場合、チャットで講師やサポーターとコミュニケーションすることになります。チャットが苦手な方も、こんなこと聞いてよいのかな〜と迷っている方も、遠慮なくチャットで質問してください。経験豊富(?)な講師やサポーターが可能な限りサポートします。
オンラインワークショップを受講する時は、最初のうちは、ちょっと集団で研修に参加している実感がなく孤独を感じるかもしれません。しかしご安心ください!講師はもっと孤独を感じておりますので、受講者の方から何らかのコメントや反応があると実はけっこう喜んでおります (笑)
また不満点や、逆に感心した点があれば、受講後のアンケートでもぜひご回答ください。今後の参考にさせていただきます。
以上がSplunk Japan SE Workshopの紹介となります。私も講師やサポーターとしてワークショップを開催しておりますので、ぜひ気軽に申し込みいただき、Splunkについて勉強いただければと思います。
Splunkプラットフォームは、データを行動へとつなげる際に立ちはだかる障壁を取り除いて、オブザーバビリティチーム、IT運用チーム、セキュリティチームの能力を引き出し、組織のセキュリティ、レジリエンス(回復力)、イノベーションを強化します。
Splunkは、2003年に設立され、世界の21の地域で事業を展開し、7,500人以上の従業員が働くグローバル企業です。取得した特許数は1,020を超え、あらゆる環境間でデータを共有できるオープンで拡張性の高いプラットフォームを提供しています。Splunkプラットフォームを使用すれば、組織内のすべてのサービス間通信やビジネスプロセスをエンドツーエンドで可視化し、コンテキストに基づいて状況を把握できます。Splunkなら、強力なデータ基盤の構築が可能です。