3月8日はInternational Women’s Dayとして知られており、男女ともに働きやすい職場環境の推進と、ジェンダー問わず個々のキャリアアップと成長の平等について改めて考える大切な日です。Splunk Japanでは、多くの女性社員がキャリアを自分で切り開き、昇進を経てリーダー(マネジメント)の地位についております。
そこで今回、Splunkに入社されてから現在まで素晴らしいキャリアを築いているHiroko Spiesさんに女性社員としてSplunkでの働き方やキャリア形成についてお話を伺いました。是非ご参照ください。
新卒で独立系のシステムインテグレーターに入社し、営業や営業サポートのロールをしていました。30歳の時によりキャリアを意識し始めてマイクロソフトに転職、営業や営業サポート系、後半は今のロールのような本社と頻繁にやりとりするロールを経験し8年働いた頃、たまたまLinked inでシンガポールからSplunkのTAさんに声をかけていただきました。日本に1人のロールで楽しそう、かつ可能性に満ちていて、私が次に目指していたリーダーロールのキャリアを築けそうだと感じ、思い切ってSplunkに転職しました。
入社時はBusiness Practices Managerとして業務を開始し、チームも日本担当が1人増えて2人になりました。入社当時はコロナ禍で、完全にオンラインのコミュニケーションはチャレンジでもありましたが、Splunkの皆さんがアットホームな雰囲気であたたかく迎えて下さったのがとても有難かったです。Splunkは急成長していて私のように新しい方も多いため、新入社員が活躍しやすい会社だと感じます。私自身、入社してちょうど1年でPromotionしていただき、現在のBusiness Practices Directorになりました。
今は仕事以外の時間は子育てで忙しく趣味らしい趣味がないのですが、毎週末楽しく続けているのがピラティスです。平日はずっとPCの前にいるので、家でもできるストレッチを学んでいます。あとは気の置けない友人に会ってとりとめもない話をしながら息抜きするのも大好きです。
会社には週1程度で出社していますが、リモートワークがメインです。一日の中ではミーティングが多く、日本の方との日本語でのミーティングと海外の方との英語でのミーティングが半々くらいです。ミーティングの合間に調べ物をしたり、プロジェクトの資料を作ったり、業務処理をしたりしています。朝は子供を学校に送り出し大体9時前くらいから業務開始、18時頃に一旦PCを閉じて家族との時間を過ごすことが多いです。仕事が忙しい時は子供が起きる前の早朝や寝かしつけた後の夜に仕事をしたり、必要な時には夜中にUSやヨーロッパの方とミーティングをしたりします。
私のAPACのチームは女性が多いのと、Splunk Japanでも働くお母さんがいらっしゃるので子育てしながら働くことに理解のある方が多い印象です。Globalでは女性のリーダーもいらっしゃいますし、男女問わず子育てしながら働いている方が多いので、例えば「女性だから」話を聞いてもらえないとか「小さい子供がいるから仕事をもらえない」という経験はしたことがありません。もちろん待っていても何も起こらないので、ミーティングの時間調整も自分から「何時から何時は対応できないけれども何時であれば調整できる」と伝えたり、「ここが課題だと思うのでこんなことを改善したい」と周りに発信すれば協力して調整をしてくださったり、アドバイスをくださる方が多いです。男女社員比率としてはまだまだ男性が多いと思うのですが、今後に期待しています。
私が所属しているAPACのチームで日本人は私1人ですが、皆とても思いやりがあり、お互いをサポートするマインドが素晴らしく、とても信頼できるチームです。困ったことがあり、助けを求めるといろいろな情報を共有してくれるので助かっています。上司も子育てに理解があり、子供の熱が出て急な通院も理解してくれますし、必要な時には絶妙なタイミングでサポートもしてくれます。日本にももう1人子育て中のチームメンバーがいてくれるので、お互いにサポートしながら業務できることも心強いです。
一般的にバランスが取れているかわからないのですが、私の場合はあまりかっちり毎日のルーティーンを決めすぎると、その通りに行かない時にストレスが溜まってしまうので、毎日の基本ルーティーンはありつつもそこから逸脱するケースも柔軟に受け入れるようにしています。飽きっぽい性格でもあるので、その方がいいのかもしれません。
それでも、現実には予定していたことができなくなると慌ててしまったりもするのですが、今のところ家族からクレームは来ていません(笑)子育ては夫の協力は欠かせないですし、家事の中でも元々あまり好きではない料理は手に負えなくなりストレスが溜まってしまったので、Splunk Japanの子育て中の先輩社員の方に教えていただいた家事代行サービスを活用することにしました。英語では「Mom guilt」と言ったりするのですが、一般的な日本のお母さんらしく完璧な家事ができなくても「ま、いっか」のマインドで気にしないことにしています。
休日はほぼオフモードですが、平日はオンオフは切り替えていなくて、常に家族のことも仕事のことも同時に考えています。ワークライフインテグレーションという言葉も好きで、あまり境界線がないことが私には合っていると思っています。私にとって大切な家族との時間となっている朝食と夕食を基本的には家族で取れることが多いので、仕事と家庭の両立には満足しています。
先ほどと重複してしまいますがSplunkは新しい社員が多いので、入社間もなくても活躍する機会が多くあると思います。社員の活躍を認める”Recognition”もかなり多かったり、Promotionがあった時は隠さず大々的に発表をして部署関係なく全員でお祝いをしたり、様々な方法で社員を認めてくれようとしているところが素晴らしいカルチャーだと感じます。評価にはもちろん結果が求められますが、活躍の場はロールによって多少異なりつつも、全体的に挑戦する人を批判せず受け入れ応援するカルチャーがあると思います。
まだSplunkで長期的なキャリアは築けていないので、私が言うのもおこがましいのですが、私が考える大切なことというのは「自分が何者で、何が得意で、何を磨いていきたいのか」をまずは自分が理解すること、それを周りにうまく発信すること、そしてもっと自分にできることがないか、チャンスを見落とさないように常にアンテナを張っておくことではないかと思います。
SplunkにはCaMPというメンターシッププログラムがあります。私はこのプログラムを通してオーストラリアにいるメンターに出会い、毎月いろいろな相談をしています。上司やチーム、仕事で関係する人とコミュニケーションを取りフィードバックをもらうだけでなく、メンターからも定期的にアドバイスをもらうようにしておくと、新しい視野が開けてキャリアの可能性も広がるように思います。あとは人間関係も大切ですので、仕事以外の雑談が気軽にできるという意味でもオフィスに行って対面で話すことも重要だと思います。
まずは皆さんが次にやりたいことは何か、どんなキャリアを築きたいか改めて時間を取ってじっくり考えてみてください。つい忙しくてなかなか時間が取れないと思うのですが、ご自身のキャリアを一番に考えられるのは他でもない自分自身ですから、その時間が何よりとても大事です。
そして皆さんの求めているものがSplunkにあるか確かめるためにSplunkの社員とたくさんコミュニケーションを取ってみてください。その結果、自分が次にやりたいことがSplunkにあるかもしれないと感じていただけたなら、きっと大変なことも楽しんでいただけると思います。SplunkのCore ValueはInnovative、Fun、Disruptive、Open、Passionateです。このCore Valueがもっとも端的にSplunkのカルチャーを表わしていますし、私自身、このCore Valueに共感したこともSplunkに入社したことの理由の1つです。是非お待ちしております!
いかがでしたでしょうか。弊社の雰囲気や働き方について理解を深めていただけたら幸いです!
Splunkプラットフォームは、データを行動へとつなげる際に立ちはだかる障壁を取り除いて、オブザーバビリティチーム、IT運用チーム、セキュリティチームの能力を引き出し、組織のセキュリティ、レジリエンス(回復力)、イノベーションを強化します。
Splunkは、2003年に設立され、世界の21の地域で事業を展開し、7,500人以上の従業員が働くグローバル企業です。取得した特許数は1,020を超え、あらゆる環境間でデータを共有できるオープンで拡張性の高いプラットフォームを提供しています。Splunkプラットフォームを使用すれば、組織内のすべてのサービス間通信やビジネスプロセスをエンドツーエンドで可視化し、コンテキストに基づいて状況を把握できます。Splunkなら、強力なデータ基盤の構築が可能です。