Splunkでは、「Womxn+ Employee Resource Group (Womxn+ ERG)」と呼ばれるコミュニティがあります。Womxn+は、シスジェンダー女性(※1)に限定せず、トランスジェンダー、ノンバイナリー(※2)、または有色人種の女性を明確に含む表現です。Splunkは、ダイバーシティとインクルージョンを重視し、社員、企業、そして社会全体の発展を目指して、Womxn+ ERGというコミュニティ活動を行っています。本記事では、2024年10月24日に日本の大手町オフィスで開催された第1回Womxn+ ERG社内イベントの様子をご紹介します。
SplunkにおけるEmployee Resource Group(ERG)はこちらのページに一覧があります。興味を持った方はぜひ他のERGも見てみてください。
※1: 出生時に割り当てられた性別と自己認識が一致している女性
※2: 自分の性自認が男性でも女性でもない人
最初に、Worldwide Partners and AlliancesのVice PresidentであるGretchen O’Haraさんより、これまでのご自分の体験を振り返りながら講演をしていただきました。
Gretchenさんは、女性のキャリア支援において特に重要だと考えられるいくつかのポイントについて、ご自身の意見や体験をお話しくださいました。
Gretchenさんのお話は、彼女自身の経験に基づいているため非常に印象的でした。この記事を書いている私は男性ですが、それでも女性が社会進出する上でどのような課題に直面しているのか、そしてダイバーシティの本質について深く考えさせられる機会となりました。
もう一つの取り組みとして、「心理的安全性(Psychological Safety)」をテーマにしたディスカッションを行いました。以下のテーマについて、それぞれが日頃感じていることをcanvaに書き出し、意見を共有しました。
短い時間ではありましたが、多くの参加者が積極的に意見や体験をデジタル付箋に書き出し、共有しました。この活動を通して、心理的安全性を向上し、インクルージョンを高めるためにどのような点に留意すべきかについて、全員で考える機会を持つことができました。
Gretchenさんのスピーチと心理的安全性に関するディスカッションを通して、私たちはダイバーシティとインクルージョンについてより深く考え、お互いの考えを共有し、尊重し合う大切さについて意見を交わす機会を持つことができました。
また、恥ずかしながら、私自身(男性)はこのコミュニティに参加するまで、Womxn、シスジェンダー(Cisgender)、ノンバイナリー(Non-binary)といった用語の意味を理解していませんでした。マジョリティである自分は、マイノリティの方々の痛みや辛さに無関心でいるわけではなくても、気づかずにいたり、過小評価していることがあるのだと感じました。
今後も、SplunkではWomxn+ ERGをはじめとしたダイバーシティとインクルージョンに関する取り組みを通して、社員一人ひとりが考えや経験を共有し合う機会を継続的に提供していきます。
このイベントのための特製カップケーキ
集合写真(womxn+ Tシャツをみんなで着ています)
Splunkプラットフォームは、データを行動へとつなげる際に立ちはだかる障壁を取り除いて、オブザーバビリティチーム、IT運用チーム、セキュリティチームの能力を引き出し、組織のセキュリティ、レジリエンス(回復力)、イノベーションを強化します。
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