SECURITY

Boss of the SOC v4を使って社内CTFをやってみた

Boss of the SOC?

はじめて聞いた方もいると思いますので簡単にご紹介します。

  • セキュリティのBlue Team(防御側)を想定したクイズ形式のCTFイベントです
  • 問題を解く際にSplunkを使ったセキュリティインシデント調査を行います
  • 毎年アメリカで開催されるSplunk .conf内でCTFイベントをBoss of the SOC(通称BOTS)と呼びます

BOSS OF THE SOC v4

BOTS

日本でも毎年不定期ながらBOTSをお客様向けに開催しております。参考までに昨年開催したMEGA BOTSのレポートはこちらです。そこで今回、ゴールデンウィークの休みに入る直前にSplunkの日本SE全員で社内CTFのドライラン(完全リモート)を実施しました。

  • SE全体でセキュリティドメインの知識を養う
  • 完全リモートのVirtual BOTSのドライランで検討課題を洗い出す

という目的の元、半日かけて実際にCTFをやってみました。

オープニングを全員でスタートします

 

CTFに利用したコンテンツは、昨年Splunk .confで披露されたばかりのBoss of the SOC v4です。v4では新たにICSセキュリティ(ビール工場)のシナリオが出てきていました。そして昨年(2019年)に日本で開催したMEGA BOTSの際にも利用したEnterprise SecurityUBASOARの御三家ももちろん利用しています。

各チーム内で誰がどのシナリオの問題を解くか分担したり、分からない問題があったら協力しながら解いて、全チーム疲れながらも楽しんでCTFイベントをやりきりました!

チームに別れてZoomとSlackを使いながらコミュニケーション

実は過去のBOTSコンテンツは誰でも自由に利用できます!

 

自己学習または社内CTFにBOTSコンテンツを使いたいと思った方は以下ご参考ください。

 

BOTSデータの使い方ガイドの日本語記事

Splunkを使ったセキュリティインシデント調査レーニング

 

以上で自己学習のための環境は準備できます。更に社内CTF実現のためにBOTSのスコアサーバまで利用したい場合はこちらのAppダウンロードサイトにて登録の上、ご利用ください。

今年は日本のお客様向けに完全リモート開催を想定したVirtual BOTSを企画していますので乞うご期待ください!!

追記:
Splunk Boss of the SOC v6 Japanを開催することが決定いたしました!

BOTSv6 Japanは、SOCのセキュリティアナリストの方々を対象に、Splunkがご提供するワークショップです。現場の方々のスキル習得・熟練度の確認のために、現実に近い環境で、セキュリティハンティングを体験いただけます。当ワークショップはCapture The Flag(CTF)形式を採用しており、複数人によるチームで対抗するコンペティションとなります。

上位入賞チームには景品もご用意致します。

是非奮ってご参加いただけますようお願い申し上げます。

■ 2022年10月7日(金)開催 BOTSv6 Japan お申し込みはこちら

横田 聡
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横田 聡

2017年Splunk Services Japan合同会社入社。シニアセールスエンジニア、セキュリティSMEとして、Splunkを軸としたセキュリティソリューション提案を行う活動をしている。

Splunk入社以前はエンドポイントセキュリティベンダーやMSSサービスを提供するベンダーなどを経験。

最近は、セキュリティ運用の自動化(SOAR)とさらにその先の展開を見据えながら、いかに日々の業務の中でSplunkを利活用してもらうかを考え、ユーザーに提案し、実践してもらうまでの支援を行なっている。

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