調査レポート
CISOレポート
今日のセキュリティリーダーが注目すべき新たなトレンドや脅威、戦略について
CISO (最高情報セキュリティ責任者)の仕事は、以前とはかなり違っています。実際、調査では86%のCISOが、就任以来その役割が大きく変化し、もはや違う職務のようだと回答しています。
CISOは、サイバーセキュリティストラテジスト兼リーダーとして取締役会レベルの意思決定の場に参加し、組織の中枢で大きな影響力を持ち始めています。それでも、複雑化する脅威を阻止し、組織のデジタル防御を強化することが主要な任務であることは変わりません。地位の向上は歓迎すべきことですが、ビジネスリスクに対する責任は重くなり、セキュリティ投資の正当化も大きな負担になっています。
350人以上のシニアセキュリティリーダーを対象にした今回の調査では、CISOが注視すべき問題と今後期待される機会が明らかになりました。主な調査結果は以下のとおりです。
- 70%がAIは防御側よりも攻撃側にメリットをもたらすと考える一方で、35%がサイバー防御でAIを実験的に導入しています。
- 47%が現在CEOの直属になっています。取締役会も、以前と比べてセキュリティに積極的に関与し始めています。
- 83%がランサムウェア攻撃を受けたときに直接またはサイバー攻撃に対する保険会社や交渉人を通じて身代金を支払っています。
調査レポートをぜひダウンロードしてください。最新の脅威への対策、AIの活用、組織のセキュリティへの認識の変革について、CISOの取り組みを解説しています。