2024年セキュリティの現状:競争が激化するAIの活用
先進的なサイバーセキュリティ対策を推進する組織がどのように課題を克服し、AIを活用してイノベーションを推進し、デジタルレジリエンスを強化しているかをご確認ください。
SplunkはSplunk SOAR 6.2 (セキュリティのオーケストレーションと自動化によるレスポンス)のリリースを発表しました。今回のアップデートに向けて、Splunkチームは強力な最新機能の開発に取り組んできましたが、その中にはSplunk Ideasを通じて寄せられたご要望やご提案から生まれたものもあります。SOAR 6.2のVisual Playbook Editorでは直感的なユーザーインターフェイスを使ってロジックループを直接設定できるため、カスタムコードを作成する必要がありません。また、Splunk SOAR Cloud環境とCyberArkの特権アクセス管理ソリューションの統合が実現しました。さらに、対応するファイアウォール管理アプリケーションのリストにご要望の多かった2つの製品を追加したほか、従来のVisual Playbook Editorで作成したプレイブックを最新のプレイブックに変換できる新しいユーザーインターフェイスも登場します。
では、Splunk SOAR 6.2の新機能とアップデートのいくつかを詳しく見てみましょう。
今後数週にわたり、今回登場する各新機能についてブログやビデオでそれぞれ詳しくご紹介する予定です。
Splunk SOARチームは、すでに次期リリースの開発に取り組んでおり、2024年には最新の機能、プレイブックなどについてさらに詳しくお知らせできる見込みです。今後予定されている重要な変更として、従来のVisual Playbook Editorに関する変更があります。
来年のSplunk SOAR 6.3のリリース時には、従来のVisual Playbook Editorを廃止する予定です。なお、新バージョンのVisual Playbook Editorには変更はありません。5.0.1のリリース時に導入した新バージョンのVisual Playbook Editorでは、コーディングの経験値に関係なく、プレイブックの作成や修正をかつてないほど簡単に行えるようになりました。視認性が向上し、縦方向表示に対応したほか、プレイブックブロックを作成するための新しいオプションが多数追加されました。
Splunkでは、従来のエディターで作成したプレイブックをお使いのお客様が、最新のエディター向けにプレイブックをできるだけ容易に変換できるようにしたいと考えています。前回のリリース(6.1.1)では、オンプレミス版をご利用中のお客様が従来のプレイブックを最新のプレイブックに移行できるコマンドラインインターフェイス(CLI)ツールを追加しました。Splunk SOAR 6.2のリリースでは、クラウド版とオンプレミス版のどちらをご利用中のお客様も、同じ移行機能をSplunk SOARのユーザーインターフェイス(UI)から実行できます。
クラウド環境でもオンプレミス環境でも、今すぐSplunk SOAR 6.2にアップデートできます。このリリースの新機能やアップデートを自動化のさらなる推進にお役立ていただければ幸いです。Splunk SOAR 6.2についてご意見などがありましたら、Splunk SOARコミュニティでお知らせください。また新しい機能に関するご提案やご要望は、Splunk Ideasにお寄せください。
今回のリリースについて解説した最新のTech Talkをご覧になっていない場合は、こちらからセッションの録画(英語)をオンデマンドでご視聴いただけます。
Splunk SOAR 6.2の詳細については、リリースノートをご確認ください。今後数週にわたり、今回のリリースの新機能についてそれぞれ詳しくご紹介するブログも公開しますので、ぜひご覧ください。
さっそく自動化を進めましょう!
このブログはこちらの英語ブログの翻訳、阿部 浩人によるレビューです。
Splunkプラットフォームは、データを行動へとつなげる際に立ちはだかる障壁を取り除いて、オブザーバビリティチーム、IT運用チーム、セキュリティチームの能力を引き出し、組織のセキュリティ、レジリエンス(回復力)、イノベーションを強化します。
Splunkは、2003年に設立され、世界の21の地域で事業を展開し、7,500人以上の従業員が働くグローバル企業です。取得した特許数は1,020を超え、あらゆる環境間でデータを共有できるオープンで拡張性の高いプラットフォームを提供しています。Splunkプラットフォームを使用すれば、組織内のすべてのサービス間通信やビジネスプロセスをエンドツーエンドで可視化し、コンテキストに基づいて状況を把握できます。Splunkなら、強力なデータ基盤の構築が可能です。