SECURITY

完全リモート参加型のVirtual CTF (BOTSv2)をやりました!

Boss of the SOC?

はじめて聞いた方は過去記事の「Boss of the SOC v4を使って社内CTFをやってみた」をご参考ください。先日、7/29にお客様を対象としたSplunkのCTF(Capture The Flag)イベントを開催しました。今回の参加者数は103名(35チーム)と沢山の方に参加いただきました。

「え?v2って過去のバージョンをやったの?」とお気づきのそこのあなた!あなたはSplunk通です。今回は、Splunkを使ったセキュリティログ分析をこれから取り組もうとご検討中のお客様を対象にしたトレーニングも兼ねたイベントとして実施しました。

ゼロからスタートして最後はBOTSにトライ!ゼロからスタートして最後はBOTSにトライ!

BOTSv2は、特に以下知識を習得するのに向いているコンテンツになっています。

  • Splunk Coreを使ったサーチテクニックの理解
  • Splunk Enterprise Securityを使った調査手法の理解

問題に使われているセキュリティインシデントのシナリオは、5種類用意されており、それぞれのシーンでSplunkがどのようにしてお役に立てるのか。イメージをつけていただきやすいコンテンツになっています。

  • 標的型攻撃
  • Website攻撃
  • Fraud(不正詐欺)
  • ランサムウェア
  • 内部犯行

 

BOSS OF THE SOC v2の問題シナリオ

「全員リモート参加ならではのイベントの臨み方」

オープニングセッションを終えた後は、まずチーム毎にZoomのブレイクアウトルームに別れていただきました。それぞれのチームのペースで4時間30分かけて、問題に向き合っていただきました。

Splunk講師もそれぞれの自宅から運営しておりました

私達、運営スタッフは少人数で参加されているチームのブレイクアウトルームに時折お邪魔させていただき、サポートさせていただきました。BOTSは全体的に難しい問題も多いため、競技志向ではなくトレーニング志向の参加者に対してはしっかりフォローもさせていただいております。今後も安心してBOTSイベントにご参加ください。

ブレイクアウトルームに入った時に、タイミング悪く離席されている参加者もいらっしゃいました。それぞれのペースで自宅からあるいはオフィスからCTF競技に臨んでいただいているようでした。

参加したお客様からは「CTFもSplunkもほぼ未経験ながら参加しましたが、大変刺激的で有意義な一日になりました。Splunkの操作や機能についてはもちろん、インシデント調査やセキュリティの知識など幅広い能力を問われ、障害対応を過ごすような時間の短さでした(しかもお客様影響はない) 」という感想もいただいており、セキュリティインシデントのリアリティを感じながら体験いただけたようです。

競技を終えた参加者の様子:皆さんそれぞれの思い思いのコメント付き背景でパシャリ

「今後も定期的に開催します!」

初のお客様向けフル・リモート開催のVirtual BOTSイベントを終えて、様々な感想や改善点の指摘をいただきました。アンケートにご協力いただきましてありがとうございます。頂いた意見を元にさらなる改善を経て、次回は日本初のVirtual BOTSv4を開催します!

BOTSv4は10月8日開催予定です!ご興味ある方は担当営業までご相談ください。

横田 聡
Posted by

横田 聡

2017年Splunk Services Japan合同会社入社。シニアセールスエンジニア、セキュリティSMEとして、Splunkを軸としたセキュリティソリューション提案を行う活動をしている。

Splunk入社以前はエンドポイントセキュリティベンダーやMSSサービスを提供するベンダーなどを経験。

最近は、セキュリティ運用の自動化(SOAR)とさらにその先の展開を見据えながら、いかに日々の業務の中でSplunkを利活用してもらうかを考え、ユーザーに提案し、実践してもらうまでの支援を行なっている。

TAGS
Show All Tags
Show Less Tags