Splunkとアマゾン ウェブ サービス(AWS)社が戦略的提携を結んで2022年で10年になります。その10年を振り返ってみましょう。SplunkがAWSパートナーネットワーク(APN)の一員となったのは、立ち上げの年である2012年のことで、その翌年にはAWSで稼働するSplunk Cloudを一般公開しました。これまでに8つのAWSコンピテンシーを取得し、AWSで稼働するSplunk Cloudの利用可能地域を世界中に拡大しました。また、AWS Marketplaceの主要サービスのローンチに協力するとともに、ワークロード移行プログラムのパイロットとローンチも行いました。これにより、両社のお客様はAWSクラウドやその他のサービスへと迅速に移行できるようになりました。
また、Splunkは北米地域におけるAWS ISV Partner of the Yearを受賞しました。このグローバルな賞は、Splunkの献身的な取り組みと徹底してお客様と向き合う姿勢に対して与えられたものであり、お互いのコラボレーションと両社のお客様のための卓越性の飽くなき探究が評価されたものです。この10年で達成したすべてを誇りに思うと同時に、今後の10年ではそれ以上のことを実現できるものと確信しています。
SplunkとAWS社にとって、2022年は戦略的なコラボレーションを通じた継続的チームワークと共同イノベーション、さらに両社のお客様のためのデータドリブンな成果を祝う年になりました。.conf22のGlobal Partner Summitでは、Splunk Immersive Experience Center powered by AWS (“SIE”、旧称“Customer Immersion Experience Center”)を発表しました。SIEは、お客様とパートナー様がデジタルエクスペリエンスに触れ、SplunkとAWSの可能性と能力を直接体験できる、お客様のための施設です。SIEのプログラムはSplunkのヨーロッパ本部(ロンドンのパディントンオフィス)を皮切りに、世界へと拡大していく予定です。今後は、この戦略的イニシアチブの進捗状況を皆様に共有すると同時に、お客様やパートナー様の参加も呼びかける予定です。
両社のコラボレーションは、サステナビリティへの取り組みを支援する活動にも視野を広げており、テクノロジーを活用してサステナビリティの課題を克服しながら未来を見据えた変革を行っています。SplunkとAWSは、データを環境問題解決のための促進剤と位置づけ、IT業界ならではの取り組みを共に行いながら、お客様のサステナビリティ目標達成を支援します。Splunkの取り組みに関する詳しい情報はこちらをご覧ください。
re:Inventでは、クラウドコミュニティに向けた発表が目白押しで、新たな発見や人脈作りの機会にも事欠きません。AWS re:Inventに現地で参加される方は、ぜひSplunkのブースにお立ち寄りいただき、セキュリティとオブザーバビリティに関する講演もご覧ください。この他にも、Splunkはダイヤモンドスポンサーとして、theCUBE、行政・公共機関エリア、イベント関連のクラウドブランディングにも登場します。また、GameDayおよびJam Loungeセッションを主催するほか、AWSとSplunkの提携10周年を記念してお客様感謝パーティを開催いたします。AWSとSplunkのソリューションについてはこちらをご覧ください。
このブログはこちらの英語ブログ(November 29, 2022公開)の翻訳、前園 曙宏によるレビューです。
Splunkプラットフォームは、データを行動へとつなげる際に立ちはだかる障壁を取り除いて、オブザーバビリティチーム、IT運用チーム、セキュリティチームの能力を引き出し、組織のセキュリティ、レジリエンス(回復力)、イノベーションを強化します。
Splunkは、2003年に設立され、世界の21の地域で事業を展開し、7,500人以上の従業員が働くグローバル企業です。取得した特許数は1,020を超え、あらゆる環境間でデータを共有できるオープンで拡張性の高いプラットフォームを提供しています。Splunkプラットフォームを使用すれば、組織内のすべてのサービス間通信やビジネスプロセスをエンドツーエンドで可視化し、コンテキストに基づいて状況を把握できます。Splunkなら、強力なデータ基盤の構築が可能です。