シスコの一員であるSplunkがイノベーションパートナーであるAWS社と共に記録を達成

先日、Splunkとアマゾン ウェブ サービス(AWS)社とのパートナーシップが13年目を迎え、私たちにとってかけがえのないお客様方から、これを記念する最高のプレゼントをいただきました。それは、AWS Marketplaceでの売上が昨年だけで10億ドル、累計で34億ドルに達したことです。

この数字は驚異的であり、私たちは改めて、お客様に最高のソリューションをお届けしようという決意を固めました。

私たちはこれからも、イノベーションの限界を押し広げ、エンドツーエンドの可視化を追求し、生成AIを活用してインサイトを幅広く強化し、円滑な業務遂行をサポートすることにより、お客様のセキュリティ、オブザーバビリティ、クラウドのトランスフォーメーションジャーニーに寄り添ってまいります。AWS社の友人や協力者の方々、そしてSplunkエコシステムのすべてのパートナーと共に、さらなるイノベーションに挑んでまいります。

SplunkとAWS社のイノベーションジャーニーを振り返る

2012年、SplunkはAWSパートナーネットワークに設立当初から参加しました。それ以来、さまざまなAWSコンピテンシーを取得し、Splunk CloudをAWS上でグローバルに利用できるようにしたうえで、AWS Marketplaceのいくつかの主要な機能の導入を支援してきました。

また、両社のお客様がAWSクラウドに円滑に移行できるように、ワークロード移行プログラムを共同で開発しました。このプログラムはお客様にとって、移行リスクを軽減するだけでなく、資金面のインセンティブを受けてクラウド移行を加速できるというメリットがあります。

その後、SplunkとAWS社は他のテクノロジー企業16社と協力して、Open Cybersecurity Schema Framework (OCSF)を開発しました。この革新的なオープンソースフレームワーク(現在はLinux Foundationの一部)を取り入れれば、データを標準スキーマに正規化し、データサイロを解消して、異なるサイバーセキュリティツール、プラットフォーム、組織間でデータのやり取りと相互運用を実現できます。

これにより、お客様は、脅威インテリジェンスを効率的に収集して、進化するサイバーリスクを早期に検出し、対応、軽減できるようになります。

お客様は、Splunkの最新のイノベーションであるSplunk Federated AnalyticsとAmazon Security LakeでOCSFのメリットを実感できるでしょう。一元的な可視化と柔軟なデータ管理を実現する統合されたソリューションを利用すれば、データの量、アクセス性、コストのバランスを効果的に整えることができます。

データ統合機能を使えば、データがSplunk内にあるか、AWSのスケーラブルな専用データレイク内にあるかを気にせず、サーチと分析を横断的に行うことができます。ほぼリアルタイムでインサイトを引き出せるため、脅威の検出と対応を強化し、詳細なコンテキストを取得してセキュリティやビジネスに関する意思決定に活用し、リソースを最適化して運用効率とコスト効率を向上させることができます。 

この最新のパートナーイノベーションについて詳しくは、こちらのE-bookをご覧ください。Splunk Federated AnalyticsとAmazon Security Lakeを使って、必要なデータに必要なタイミングでアクセスできるようにする方法を解説しています。

パートナーシップの価値

SplunkとAWSがパートナーになってから13年が経ちましたが、私たちのイノベーションはまだ始まったばかりです。今後も革新的なソリューションをたくさんお届けする予定です。私たちは、お客様がデータから最大限の価値を引き出し、このクラウド時代に競争優位性を確立するお手伝いができることを誇りに思います。私たちを取り巻く世界は常に進化しています。SplunkとAWS社のソリューションを活用すれば、この先どのような課題に直面してもそれを克服し、自信を持ってイノベーションを推し進めることができます。もちろん私たちも、お客様と共に邁進してまいります。

長年にわたってAWS社とチームを組み、多くの大切なお客様のデジタルレジリエンス強化に貢献できたことを光栄に思います。統合や調達の効率や容易さだけでなく、ビジネスの新たな可能性を切り開くために必要な俊敏性とセキュリティも求めるお客様からの貴重なご意見は、私たちが目指すべき方向性を決める重要な指針となっています。このマイルストーンが達成できたのは皆様のおかげです。心より感謝申し上げます。

今後とも変わらぬご愛顧のほど、よろしくお願いいたします。

このブログはこちらの英語ブログの翻訳、前園 曙宏によるレビューです。