大学などの教育機関は、オープンなネットワークアーキテクチャを採用し、キャンパス内外からさまざまなチャネルでつながる多数のユーザーを抱えているため、サイバーセキュリティ脅威に対して特に脆弱です。また、PCI、SOX法、FERPA、HIPAAなど、数々の規制要件や基準への準拠を求められ、ITインフラに対して高いセキュリティが要求されます。
大学をはじめとする高等教育機関では、未活用のマシンデータに大きな機会が眠っています。キャンパス内のネットワーク、ITインフラ、アプリケーション、サーバー、学習管理システム、エンドユーザーデバイスはいずれも、大量のデータを生成します。これらのデータを活用すれば、キャンパスのITインフラ全体の問題、使用パターン、傾向に関する有益なインサイトを取得できます。
Splunkプラットフォームでは、学生登録システム、学習管理システム、ネットワーク、Webサーバー、ログファイル、ファイアウォールデータ、リモートセンサー、モバイルおよびオンライン学習アプリケーション、レガシーアプリケーション、アプリケーションサーバー、構造化データベースなど、あらゆるソースからデータを取り込むことができます。これらの未活用のマシンデータを活用して、問題、リスク、機会を特定し、コスト削減、より効果的な運用、サイバーセキュリティの強化を実現できます。
高等教育機関のユースケース
大学は、キャンパス内で情報を広くオープンに共有することを目指しています。それを可能にするのがITインフラです。Splunkソフトウェアは、幅広いソースから収集したマシンデータを相関付けて、ネットワークの不正使用パターンをリアルタイムで検出します。
Splunkソフトウェアを使用してデータをインデックス、検索、分析することで、キャンパス内のすべてのアプリケーションとITインフラの主要な問題とメトリクスに関するインサイトを取得できます。また、学生や教職員が利用するすべてのシステムのトランザクションをエンドツーエンドで簡単に追跡することもできます。
キャンパスネットワークは、ユーザー数の多さを考えると特に、セキュリティ脅威に対して脆弱です。しかも大学では、元来の「学問の自由」の精神を反映して、オープンなネットワークアーキテクチャが採用されます。そのため、ITインフラ内のあらゆる場所で、いつ脅威が発生してもおかしくありません。Splunk製品は、すべてのマシンデータを収集し、インデックス化して、状況をエンドツーエンドで把握できるようにすることで、情報セキュリティの課題に対応します。アドホックレポートの作成とインシデントや攻撃のリアルタイム監視により、後手に回らないプロアクティブな対応をサポートします。
多くの高等教育機関は、PCI、SOX法、FERPA、HIPAAなど、数々の規制要件や基準への準拠を求められます。Splunkなら、これらの規制で課せられるデータ収集、監査、データ保存、可視化要件に効率的に対応できます。高いコスト効果でセキュリティとコンプライアンスを確保し、リスクを最小限に抑えることができます。