東京 – 2022年10月20日 –セキュリティ/オブザーバビリティデータプラットフォームのリーダーであるSplunk Inc. (NASDAQ:SPLK)は本日、Enterprise Strategy Group社と共同で、データイノベーションの経済効果を定量化したグローバル調査レポート『2023年データイノベーションの経済効果』を発表しました。このレポートでは、データイノベーションの優位性とビジネスの成功との間に相関関係があり、データ活用に優れた組織は9.5%の増益を達成し、市場で競合他社よりも優位に立つ可能性が2.9倍高く、利益目標の超過率が2倍に達することが明らかになっています。
REI社で最高情報セキュリティ責任者を務めるMike Hughes氏は次のように述べています。「常に時代を先取りするには強力なデータ基盤が不可欠です。当社では、データから革新的な価値を引き出すためにプロアクティブなアプローチを取り入れています。データを活用して組織の状況を可視化することにより、効率と競争力を高め、高度なセキュリティ脅威やマクロな課題に対するレジリエンスを強化しています。Splunkは、組織の規模拡大を可能にし、お客様に最高レベルのエクスペリエンスを提供するための組織戦略を支える重要な役割を担っています」
調査レポートでは、リーダー的組織の定義を「データの分類、集約、品質、分析スキル、分析ツール、監視という6つの主要領域すべてにおいて優れている組織」としています。主な調査結果は以下のとおりです。
急増するデータに対応しなければならないという重圧は、ほぼすべての組織が抱えています。一方で、重圧を強く感じている組織ほど高い成果をあげています。重圧を感じていると回答した割合は、データイノベーションのリーダー的組織で67%だったのに対して、取り組み中の組織では41%、ビギナー組織では15%にとどまりました。
Splunkの最高戦略責任者であるAmmar Maraqaは次のように述べています。「データ主導のイノベーションは大きな優位性をもたらします。データイノベーションを重視して積極的に投資している組織は、インフラとビジネスパフォーマンスを完全に可視化して、技術的な問題、セキュリティ脅威、市場の混乱への対応力を確実に高めています」
すべての業界でデータ活用のリーダー的組織がイノベーションを先導
あらゆる業界において、データによる増益や成果向上が実現されており、それぞれの業界独自の課題や成果が生まれています。業界別の補足レポートでは、各業界の特徴を取り上げています。主な調査結果は以下のとおりです。
日本市場の主な調査結果
経営幹部レベルの役職 | リーダー的組織 | 取り組み中の組織 | ビギナー組織 | 日本 |
最高顧客責任者 | 95% | 86% | 68% | 57% |
最高データガバナンス責任者 | 96% | 84% | 63% | 56% |
最高データ責任者 | 97% | 90% | 73% | 62% |
最高イノベーション責任者 | 93% | 85% | 67% | 56% |
◦ アイディアを実現するために各チームを調整してまとめるのが困難(29%)
◦ イノベーションに時間がかかりすぎる(28%)
◦ リスクを過度に嫌う組織文化がある(25%)
『2023年データイノベーションの経済効果』で紹介しているその他のインサイトと推奨事項については、SplunkのWebサイトをご覧ください。また、Splunkのデータ成熟度計算ツールでは、自社のデータイノベーションジャーニーの現状と潜在価値を評価できます。ぜひご利用ください。
調査方法
このグローバル調査は、Splunkが2022年5月から6月にかけてEnterprise Strategy Group社と共同で実施しました。オーストラリア、フランス、ドイツ、インド、日本、ニュージーランド、シンガポール、英国、米国の9カ国から2,000人のIT/セキュリティ/ビジネスリーダーが対象に選ばれました。
Splunk Inc. (NASDAQ:SPLK)が目指すのは、より安全でレジリエントなデジタル世界を作ることです。Splunkのソリューションを導入すれば、セキュリティ、インフラ、アプリケーションの問題が大規模なインシデントに発展する前に防止して、影響を最小限に抑え、デジタルトランスフォーメーションを加速できるため、Splunkは多くの組織から信頼されています。
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