課題
チームやツールのサイロ化が起きている場合、問題の問い合わせ先や解決方法を特定するのは容易ではありません。このようなリアクティブな対応は、コストの増大や作業の重複を招き、チームにとってフラストレーションの原因となります。
解決策
動的しきい値や異常検出によって誤検知が低減し、問題にプロアクティブに対応
すぐに使える早期警告と規範的なガイダンスを活用して、アラートの大量発生を回避
サービスの健全性を最大30分前に予測して、障害を発生前に防止
静的なベースラインを設定すると、正常な変化が発生しても誤検知のアラートが生成されることがあります。Splunk ITSIの動的しきい値は、機械学習を活用して履歴データからパターンを見つけ出し、それぞれ最適なしきい値を設定することで誤検知を未然に防止し、過剰なアラートを抑制します。
Splunk ITSI Content Pack for Monitoring and Alertingにより、特別な設定をしなくてもアラートの大量発生が早期に警告されるため、プロアクティブに対処して、インシデントの隔離とトリアージに素早く取り組むための時間を確保できます。
AIを活用してアラートをグループ化し、組織への影響の重大度に基づいて優先順位を付けます。サービスパフォーマンスを最大30分前に予測できるため、その時間を使って問題を未然に防ぐことができます。
関連製品
クラウドの複雑さを克服し、俊敏性を維持してビジネス価値を実現できます。
予測分析、KPI主導型の監視、効率的なインシデント管理により、障害をプロアクティブに防止します。
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データの取り込み、転送、変換のための基盤を確立し、先進的な組織に不可欠なビジネスとテクノロジーのレジリエンスを確保します。
既存のツールからのアラートをグループ化して優先順位付けすることで、予定外のダウンタイムを最小限に抑え、インサイトを獲得しながら、考えられる根本原因を特定
サービスの健全性に加えて、重要なIT資産、エンティティ、KPI、サードパーティアプリケーションを1つの画面でリアルタイムに分析
Splunkプラットフォームで大規模な環境を包括的に可視化し、イノベーションとトラブルシューティングを加速
インテグレーション
SplunkbaseでSplunkをさらに有効活用
Splunk Cloud PlatformとSplunk Enterpriseでは、Splunkの機能を拡張する2,800以上のアプリケーションをサポートしています。これらのアプリケーションはすべてSplunkbaseから無料でダウンロードできます。
IT運用チームがそれぞれ独立して業務を行っていると、互いの活動を十分に把握できないため、問題への対応が後手に回ってしまいます。また、複数の監視ツール、基盤インフラ、サードパーティアプリケーション、重要なビジネスサービスからのデータはますます増加しており、状況の把握は困難になるばかりです。その結果、サイロ化したチームは非効率的なプロセスによって疲弊し、発生した問題の対応に忙しすぎて、問題が小さいうちに対処する余裕がありません。これが、IT運用チームが事前にインシデント対応を実施して障害を防ぐ、プロアクティブなアプローチを検討すべき理由です。
複雑化が進み、データ量が増加するにつれて、IT運用チームは過剰なアラートに追われ、ビジネスサービスのパフォーマンスを把握できず、長引く予定外のダウンタイムに悩まされるようになります。Splunk IT Service Intelligence (ITSI)は、アラートのノイズを低減し、ITメトリクスがビジネスサービスやKPIに及ぼす影響を明確化するとともに、インシデントをプロアクティブに防止し、予定外のダウンタイムを最小限に抑えます。
Splunk ITSIは、Splunk EnterpriseとSplunk Cloudを前提としたプレミアム製品です。ITSIでは、予測機能を取り入れたリアルタイムのパフォーマンスダッシュボードでサービスの健全性を監視できるだけでなく、Splunk On-CallやSplunkの自動化テクノロジーなどのITサービス管理(ITSM)ツールやオーケストレーションツールと統合することで、インシデントを一元的に監視、検出、対応、解決することもできます。
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