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Splunkが提供する無料トレーニング:オブザーバビリティ編 (2) インフラ監視

こんにちは。みなさんはSplunkが提供している無料トレーニングコースを活用されていらっしゃいますか?本ブログでは、オブザーバビリティ製品を使ったインフラ監視の無料トレーニングコースを紹介します。本ページを見て興味を持っていただけたら、ぜひご自身のアカウントで受講してみてください。

本ブログで紹介する内容:

  • 無料トレーニングコース Splunk Observability Cloud インフラ監視 の概要

今回紹介するものはSplunk Observability Cloudのトレーニングコースの中で最初に受講することが推奨されているインフラ監視です。

こちらのブログの説明を参考に、Eラーニングコース「Introduction to Splunk Infrastructure Monitoring (eLearning) - Japanese Captions」の受講申し込みを進めます。

まずは、トレーニングコースの概要を確認してみましょう。学習する内容とおおよその所要時間は以下の通りです。

  • データの取り込み (5分)
  • 組み込みコンテンツ (7分)
  • データポイントのコンポーネント (3分)
  • メタデータのタイプ (2分)
  • ダッシュボードグラフの作成 (2分)
  • ダッシュボードの追加とダッシュボードコントロールの使用 (3分)
  • ダッシュボードの操作 (4分)
  • グラフの作成 (5分)
  • ディテクターの作成 (5分)

Splunk Observability Cloudのインフラ監視の概要を30分ほどで学ぶことができます。それでは、早速トレーニングコースを開始してみましょう。

Splunk Infrastructure Monitoringの概要

最初のセクション「データの取り込み」のコンテンツが表示されました。三角形の再生ボタンをクリックすると英語の音声が流れます。

データの取り込み

音声ナレーションを日本語に翻訳した文章が画面に表示されているので、日本語の説明文を読みながら学習を進めていくことができます。

ここから先は各セクションの見どころを紹介します。

データの取り込み

このセクションでは、インフラ環境のデータをSplunk Observability Cloudに取り込む方法と監視する方法について学習します。

学習する内容は以下の通りです。

  • OpenTelemetry コレクターを使用する
  • パブリッククラウドサービスからデータを収集する
  • オンプレミスのサーバーからデータを収集する
  • Kubernetes からデータを収集する

管理画面の操作方法も紹介されています。たとえば、AWSからデータを収集する手順については、以下のような画面スクリーンショットを使って分かりやすく解説されています。

管理画面

Linuxサーバーからデータを収集する方法については、以下のように解説されています。

Linuxサーバーからのデータ収集

収集したデータがSplunk Observability Cloudの画面にどのように表示されるかについても紹介されています。たとえば、Linuxサーバーから集めたデータは次のように表示されます。

ダッシュボード

組み込みコンテンツ

このセクションでは管理画面の操作方法について、次の項目を学習します。

  • インフラストラクチャー ナビゲーター
  • 組み込みダッシュボード

慣れないツールを使うとき、「どの画面に何が表示されるのか」「どのボタンを押せば良いのか」と悩んだ経験をお持ちの方もいらっしゃるかと思います。本トレーニングコースでは、「まずどの画面を見れば良いのか」ということについて分かりやすく解説されています。

Infrastructure Monitoringランディングページ

管理画面に表示されるボタンやドロップダウンリストの用途についても紹介されています。実際の画面を操作しながら本トレーニングコースの説明を読み進めると学習効果が高くなると思います。

ドリルダウン

データポイントのコンポーネント

このセクションでは、Splunk Observability Cloudで表示されるデータについて学習します。データの読み取り方を復習するために、正しい組み合わせを選択する次のようなアクティビティも用意されています。

データポイントのコンポーネント

メタデータのタイプ

このセクションでは、メタデータの定義と活用方法について学習します。

メタデータは3種類存在します。

  • ディメンション
  • プロパティ
  • タグ

それぞれのメタデータをどのような場面で使うか体系的に学習することができます。同じメトリックスでもメタデータが異なる場合、別の時系列データとして扱うことができます。さまざまなメタデータを調査の切り口として活用できます。

メトリックス時系列

ダッシュボードグラフの作成

このセクションでは、ダッシュボードを準備する方法について紹介されています。

ダッシュボードの追加とダッシュボードコントロールの使用

このセクションからダッシュボードに関する本格的な説明が始まります。まずは、ダッシュボードの基本的な操作方法を学習します。ここでもスクリーンショットを交えて分かりやすく解説されています。

ダッシュボードグループへの新しいダッシュボードの追加

ダッシュボードの操作

このセクションでは、ダッシュボードの変数について学習します。変数を使うとダッシュボードに表示するデータをフィルタリングすることができます。

同じチームのメンバーに共有されたダッシュボードの変数を変更しながら、さまざまな観点でデータを分析することができる便利な機能です。

ダッシュボード変数の作成

グラフの作成

このセクションでは、ダッシュボードの構成要素であるグラフ(チャート)について学習します。グラフを作成するための基本的な操作手順が紹介されています。

メトリックス時系列

動画で解説されているので、初心者の方にも理解しやすい内容になっていると思います。

グラフの作成

ディテクターの作成

このセクションで学習する「ディテクター」とは、アラート条件のルール設定のことです。ディテクターを作成するとアラート通知を受けることができます。たくさんの設定オプションが用意されていますが、このセクションにも動画による解説があるため効率的に学習することができます。

ディテクターの作成

トレーニングコースの終了方法

トレーニングコース画面の左側に表示されているリストにチェックマークが付いているものは、学習が完了したセクションを表しています。すべてのセクションにチェックマークが付いたことを確認し、画面右上の x ボタンをクリックします。

トレーニングコース画面

次のようなメッセージが表示されたら、「クラスに移動」ボタンをクリックしてトレーニングコース概要ページに戻ってください。

トレーニングコース終了画面

トレーニングコースの復習方法

完了したトレーニングコースは「完了済みラーニング」リストに表示されます。画面左上のアイコンをクリックしてメニューを表示してください。

STEP画面

 

左側に表示されたメニューから「完了済みラーニング」を選択すると、完了したトレーニングコースが表示されます。タイトルをクリックするとトレーニングコース概要ページが表示されます。

メニュー画面

トレーニングコース概要ページに表示されている「開始」ボタンをクリックすると、完了したコースを再受講することができます。

概要ページ

まとめ

Splunkの無料トレーニングコースを利用すると、短時間で効率的に画面操作方法や設定方法を習得することができます。

製品ドキュメントを読み進める前に、Splunkのトレーニングコースを活用して学習のスタートダッシュをしてみてはいかがでしょうか?

 大森 明央
Posted by

大森 明央

インフラからアプリケーションまで様々な性能可視化ツールを駆使してトラブルシューティングを行ってきた経験から、データプラットフォームとして洗練された Splunk の価値を実感し2022年に入社。オブザーバビリティによって日本の IT システムのレベルを底上げするため日々活動中。

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