弊社ではお客様とのSplunkサービスの契約後に、Professional Service ConsultantがSplunk製品の導入構築支援、構築後の運用技術支援等に取り組み、お客様に製品をご利用していただくための最適なシステム環境の導入を行っています。
実際に業務を行う上で、具体的にどのような働き方をしているのでしょうか。今回2名のPS Consultantとして活躍されている野田 啓介さんと宮地 正和さんに経験談をお話を伺いました。
是非ご一読ください!
Keisuke Noda:大学在学中から友人の会社にてITエンジニアとして経験を積んだ後、大手ECサービス会社にデータベースエンジニア(DBA)として入社しました。そこでは設計、構築、運用、移設などDBAとしての幅広いスキルを磨いた後、マネージメント業務をしつつSplunkを含むDB関連のプラットフォームを社内に向けてサービス展開するなど、とてもチャレンジングな経験をさせてもらいました。余談ですが、Splunkを社内サービス展開する上で技術的な課題があったのですが、相談したのは、今私のポジションでもある、当時のSplunkのPS Consultantでした(笑)。
その後、外資系のBtoBのDBサービスのスタートアップ企業にサポートエンジニアとして入社し、ここではお客様をご支援することで、お客様の業務やビジネスがより良いものとなるのを見ることができ、楽しさと大きなやりがいを感じました。そして2019年に縁がありSplunkにPS Consultantとして入社し、現在はいつの間にか5年目を迎えています。これまでの経歴を振り返ると、要所要所で新しいことにチャレンジさせていただき、本当に人と環境に恵まれているなと改めて実感します。
Masakazu Miyachi:大学卒業後、日系SIerに新卒で入社し、インフラ関連のシステムエンジニアとして3年ほど勤めた後、2014年に仮想化製品を提供している外資系IT企業にProfessional Service Consultantとして転職しました。そこでは自社製品をより良くご活用いただけるよう、お客様に対し設計・構築・運用等の幅広いサービスを提案・提供してきました。はじめての外資系企業への転職ということもあり転職当初は不安や戸惑いを感じることもありましたが、良き同僚・上司と共に様々な経験をさせていただき、人としても技術者としても大きく成長することが出来ました。
Splunkには2022年4月に前職と同じくProfessional Service Consultantとして入社しました。入社前はSplunk製品に触れる機会がほぼありませんでしたが、入社後の手厚いトレーニングで得た知識と前職でコンサルタントとして培った経験をもとに、お客様に信頼いただけるパートナーになれるよう日々精進しています。
Keisuke Noda:まず、Splunk PS Consultantが担当させていただくプロジェクトは、お客様の利用状況の軸で大きく2つに分けられます。1つはSplunkを新規導入するお客様へのご支援で、Splunk環境を構築し、初期設定、データ取り込み、ダッシュボード作成などを行い、お客様がすぐにSplunkで分析を始められるようご支援します。もう1つは、既にSplunkをご利用いただいているお客様に対するご支援で、追加のデータ取り込みやダッシュボード作成はもちろん、サーバーの増強、環境の課題解決など、よりSplunkを活用していただくよう、ご支援するプロジェクトになります。
個人的には、入社以降の4年間で、様々な業種のお客様の大小20以上のプロジェクトを担当させていただいています。全ては挙げられませんが、新規のお客様のSIEM環境の新規構築、既存のお客様のSplunk Cloudへの移行やPythonスクリプトによる分析システムのSplunkへの移管などが含まれます。これまでの私にとっては経験が浅いセキュリティ用途で利用されるお客様も多いため、プロジェクトによっては多くの挑戦がありましたが、それらの経験が自分の成長に繋がっていると実感できています。
Masakazu Miyachi:入社後の最初の目標は、Splunk Core Certified Consultantという資格の取得になります。これはコンサルタントがお客様にサービスを提供する上でベースとなる資格であり、実践的なトレーニングに合格した上で取得出来るものです。入社後数ヶ月間はこの資格の取得に向け段階的に多くのトレーニングを受けていくことになりますが、その過程で上司や同僚に非常に手厚くサポートしていただけましたので、自身のキャッチアップに集中してトレーニングを進めることが出来ました。
またお客様先に出向くようになっても、そのサポートの手厚さは変わりませんでした。お客様の環境ではトレーニングで経験したことのない事象や問題も数多く発生します。自身の知識や経験で対処出来れば一番良いとは思いますが、もし自分で答えが出ない場合でもチャットツール等を用いることで日本はもちろんのこと世界中の同僚が助けてくれる文化があります。外資系企業ですのでトレーニングの受講や社内リソースの確認、グローバルへの問い合わせ等ではある程度の英語のスキルが求められますが、そこさえクリア出来れば技術者にとっては手厚いサポート体制が整っている企業であると思います。
Keisuke Noda:お客様と直接コミュニケーションを取り、課題をお聞きして解決に向けて協力できることが、私にとって大きな魅力でありやりがいを感じています。対話を通じてお客様のビジネスや日々の業務の理解を得ることができ、それがプロジェクトの成功に直接繋がると信じています。
Masakazu Miyachi:前職までは仮想化技術等、比較的インフラ寄りの製品を扱っていましたので、データの取り込みから可視化におけるシステム内での処理過程を知ることが出来たのは新鮮でした。パフォーマンスやユーザビリティを考慮しつつお客様のビジネス課題やIT課題に対し応えていく過程では多くの検討事項が存在しますので、技術者としては非常にやりがいがあります。
Keisuke Noda:Splunkは様々な業界のお客様に、セキュリティ、IT運用をはじめ、様々な用途で利用していただいています。そのため、SplunkのPS Consultantには幅広い知識とスキルが求められます。幅広い中でも個人的に重要と思うのが、分野問わず挙げると、ネットワーク、データベース、セキュリティ、Linux(Windows)、トラブルシューティング、クラウドサービスの知識や関わる業務の経験があれば、すぐに力を発揮できると思います。もちろん苦手な分野があっても、私含め経験しながら習得、強化できますので、向上心があれば全く問題ないと思います。
なお、Splunkの経験があれば研修の期間が短くなり早めに活躍できると思いますが、トレーニングやサポート体制は整っているので、未経験でも心配不要です。 また、全てのケースで当てはまるとは言えませんが、実践を通じて学ぶことを好む方が、SplunkのPS Consultantに向いていると思います。例えば、お客様に対して新機能の設定方法や動作をお伝えする際には、実際に自分で手を動かして、動作の確認や検証するほうが理解が深まりますし、その分お客様へ自信を持ったご案内が可能になります。
Masakazu Miyachi:物事を他責にすることなく、当事者意識を持って働くことの出来る方は向いていると思います。PS Consultantは多くのステークホルダーと接しながら、Splunk製品を通してお客様のシステムやビジネスをより良くしていくことが求められます。その過程では様々な経験をすることになるかと思いますが、私はいかなる時でも前向きに正しく取り組むことが重要になってくると考えます。前述の通りSplunkには助け合いの文化がありますので、必要に応じて周囲を巻き込みつつ能動的に活動出来る方であれば、PS Consultantはとても働きやすいポジションであると思います。
いかがでしたでしょうか。少しでもPS Consultant ポジションの魅力やご理解を深めていただければ幸いです。
Splunkプラットフォームは、データを行動へとつなげる際に立ちはだかる障壁を取り除いて、オブザーバビリティチーム、IT運用チーム、セキュリティチームの能力を引き出し、組織のセキュリティ、レジリエンス(回復力)、イノベーションを強化します。
Splunkは、2003年に設立され、世界の21の地域で事業を展開し、7,500人以上の従業員が働くグローバル企業です。取得した特許数は1,020を超え、あらゆる環境間でデータを共有できるオープンで拡張性の高いプラットフォームを提供しています。Splunkプラットフォームを使用すれば、組織内のすべてのサービス間通信やビジネスプロセスをエンドツーエンドで可視化し、コンテキストに基づいて状況を把握できます。Splunkなら、強力なデータ基盤の構築が可能です。