SPLUNK LIFE

Splunkが2022年ダイバーシティ、エクイティ、インクルージョン&ビロンギング(DEIB)年次レポートを公開

Splunkにとって2022年は、ビジネスの着実な成長に加えて、将来を見据えた職場環境を構築、実現するための継続的な投資が際立った年でした。DEI (ダイバーシティ、エクイティ&インクルージョン)能力の向上に力を注ぐとともに、ビロンギングを中心とする新たな未来像の土台づくりに着手しました。この活動を牽引するために、目標と視点をDEIからDEIB (ダイバーシティ、エクイティ、インクルージョン&ビロンギング)へと広げ、世界各地のSplunkオフィスで、DEIBの発展的で持続的な成長に必要な戦略、構造、体制の構築を開始しました。  

Splunk固有の職場文化の中心には常に、人への投資と優れた社員エクスペリエンスの提供があります。その中でも特に、社員の多様性の拡大と、異なるアイデンティティやバックグラウンドを持つすべての社員が自分らしくいられ、最大限の能力を発揮して成功できる文化の醸成に重点を置いています。2022年は、この伝統をさらに発展させ、Splunkのビロンギング向上という新たな長期的ビジョンを実現するための能力強化と土台づくりに邁進しました。  

2022年ダイバーシティ年次レポートSplunkは、こうした多様性向上への取り組み状況と継続的な改善、成長機会をまとめた2022年ダイバーシティ年次レポート(英語)を公開しました。以下では、Splunkが推進している取り組みの要点をご紹介します。取り組みの成果と将来の目標について詳しくは、レポート全文をご覧ください。 

レプリゼンテーションの重視

Splunk社員は組織の心臓であり魂です。Splunkは、社会の豊かな多様性を反映した社員構成の実現に全力を尽くしています。Splunkにとって、多様性のある社員構成の構築は、単なる漠然とした目標ではなく、ビジョンの実現、つまりビロンギング文化の促進とすべてのSplunk社員が価値を見出せる比類ない社員エクスペリエンスを提供する上で欠かせない取り組みです。 

Splunkは、データドリブン組織として、レプリゼンテーションデータを明確に理解することで、データに基づく的確な意思決定を行い、優れた成果を実現して、将来への明確な道筋を築くことを目指しています。レプリゼンテーションが着実に向上している領域もありますが、期待したほど成果が現れていない領域もあります。特に、リーダー層における女性とマイノリティのレプリゼンテーション向上には大きな改善の余地があります。Splunkは、組織のあらゆる階層、特にリーダー層で多様な観点を取り入れることが大きな力となると強く信じており、そのための取り組みを強化する戦略を積極的に遂行しています。Splunkは、組織のあらゆる階層、特にリーダー層で多様な観点を取り入れることが大きな力となると強く信じており、そのための取り組みの強化に注力しています。

あらゆる面でDEIBを推進

DEIBの向上は、包括的かつ統合的なアプローチに基づいて組織一丸となって取り組む必要があります。Splunkは、DEIBを活かした社員エクスペリエンスの向上から、製品開発へのDEIBの反映まで、包括的な戦略を取り入れて、組織全体でDEIBの持続的な成長と効果の実現を目指しています。たとえば、以下の取り組みを推進しています。

  • 面接担当者のトレーニング:2022年に、公平・公正で的確かつ信頼性のある採用判断へのコミットメントの一環として、採用マネージャーや面接担当者が質の高い面接を実施できるように、Splunk認定面接担当者コースを創設しました。これまでに400人以上の社員がこの認定プログラムを修了し、現在約300人が受講中です。
  • 労働力開発:SplunkのBEAMS社員リソースグループ(ERG)は、Hidden Genius ProjectBrothers Codeとパートナーを組んで、黒人の若者や有色人種の若者を対象にした機会格差の解消とテクノロジーへのアクセス向上に取り組んでいます。また、Splunkは、Year UpHire MilitaryThe Mom ProjectPer ScholasWithYouWithMeを含む約20の労働力開発NPOと提携して、多様性の向上と社会的インパクトの拡大に取り組んでいます。
  • メンタリング:Splunk社員への投資はSplunkの最優先事項であり、前途有望な人材のキャリアアップ、育成機会の確保、人脈づくりを支援しています。2022年には、Splunkの有望人材とメンターをつなぐキャリアメンターシッププログラム、CaMPを通じて、4つのコホートを運営し、約900人がメンタリングを受けました。
  • インクルーシブな製品:Splunkは、偏見に基づく有害な言葉を製品やサポートドキュメントから排除することに力を注いでいます。また、継続的なレビュープロセスを確立して、そのような言葉がSplunkのプラットフォームに再び紛れ込むことのないよう取り組んでいます。

Splunkは2022年、DEIB向上の取り組みが評価され、数々の賞を受けました。いくつか例を挙げると、HRCの2022年「企業平等指数:LGBTQ平等に取り組む最も働きがいのある会社」で2年連続で100点満点を獲得したほか、Great Place to Workの2022年「最も働きがいのある会社」ペアレント部門、女性部門、ミレニアル部門、テクノロジー業界部門にも選出されました。 すべての受賞歴については、こちらをご覧ください。Splunkは、これらの高い評価を誇らしく思うと同時に、それに慢心することなく、今後も継続的な学び、成長、改善に全力で取り組んでまいります。 

社員リソースグループを通じた社員エンゲージメントの向上

Splunkが誇る9つの社員リソースグループ(ERG)は、DEIBの推進と、すべての社員が安心して働けるインクルーシブな組織づくりに多大な貢献をしています。DEIBに関する意識向上、アライシップ、アクションを全社的に推進するとともに、女性やマイノリティのSplunk社員に、人脈づくり、コミュニティ構築、キャリア開発サポートのための貴重な機会を提供しています。 

SplunkのDEIB向上においてERGリーダーが果たしている役割は計り知れません。ERGリーダーは、意識の向上、変化に対する抵抗の克服、洞察に満ちた対話の促進に献身的に取り組んでおり、すべての社員が尊重されるインクルーシブな職場づくりに向けたSplunkのジャーニーを豊かで実りあるものにしています。

未来への道標としてのビロンギング

Splunkは、2022年の取り組み状況に満足する一方で、組織として、またテクノロジー業界全体で、やるべきことがまだたくさんあることを認識しています。DEIBに関するプランと大望を実現するには、常に向上心を持ち、イノベーションを起こして、戦略を進化させ続けなければなりません。未来を見据え、ダイバーシティ、エクイティ、インクルージョン、ビロンギングをただの理想ではなく、Splunkのアイデンティティの一部として捉える文化を醸成するために、強い目的意識と断固としたコミットメントを持って前進していきます。  

こうしたコミットメントは新しいものではありませんが、社員のニーズや働き方の変化に合わせてその実現方法を進化させていく必要があります。物理的・仮想的な距離を超えてコミュニティとビロンギングを構築するには、明確な意図、システムの緊密な統合、遠くまでリーチできる能力が必要です。これからもSplunkは、ビロンギングを象徴する揺るぎないブランドを築くという確固たる目標に向かって前進を続けます。つまり、すべての社員が職場で自分らしくいられ、安全でサポートされていると感じられることで、最大限の能力を発揮して成功することができ、ひいてはSplunkがすべての人により多くの価値をもたらす力強い組織になるのです。  

SplunkのDEIBの取り組みについて詳しくは、DEIBページをご覧ください。Splunkの採用情報については、キャリアページをご覧ください。

このブログはこちらの英語ブログの翻訳、蛭田 雄介によるレビューです。

Rolddy Leyva
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Rolddy Leyva

Rolddy Leyva is Splunk's Chief Belonging Officer, responsible for leading the company's Diversity, Equity, Inclusion & Belonging (DEIB) and Employee Experience functions. He and his team are responsible for developing and leading the strategic direction, deployment and alignment of the company's Belonging and Employee Experience initiatives. Rolddy's DEIB leadership journey spans over 25 years and has included leadership roles with Anheuser-Busch, Sodexo and Capital One prior to joining Splunk in 2022. Born in Havana, Cuba, Rolddy immigrated to the US in 1980 and currently resides in Washington, DC with his partner. He is a member of the Board of Directors of Out & Equal Workplace Advocates - a global NGO advocating for LGBTQ+ awareness, equality and inclusion in the workplace.