こんにちは!Splunkです。Splunkにご興味をお持ちいただきありがとうございます。(もしかしたら、あの大ニュースを聞きつけてこのページをご覧になっている方もいらっしゃるかもしれません。そう、Splunkは正式にシスコの一員になりました。私たち社員もこの新たな機会にワクワクしています。)
実のところ、さまざまな方から「Splunkは何をしている会社?」、「Splunkという名前の意味は?」といった質問をよく受けます。そしてもちろん、「Splunkについて学ぶにはどうすればよい?」という質問も。
このブログ記事は、これらの質問にお答えし、皆様にSplunkを正しく理解していただくことを目的としています。まず最初に、Splunkは私たちの会社名です。ただし、私たちが提供する製品やサービスを気軽に「Splunk」と呼ぶこともあります。Splunkの社員は「Splunker (スプランカー)」とも呼ばれます。そして重要な点として、Splunkの最大の誇りは、Splunkの製品やサービスを仕事で活用する人々がグローバルなコミュニティを築いていることです。
こうした点を含め、ここからSplunkについて詳しくご紹介します。ぜひ、この記事を最後までお読みください!
まずはこの質問にお答えします。
ごく簡単に言うと、幅広い業務を支援するビッグデータプラットフォームを提供している会社です。Splunkを正しく使うことで、サイバーセキュリティ、オブザーバビリティ(可観測性)、ネットワーク運用など、大規模組織で必要とされるさまざまな重要タスクを強化できます。
Splunkは、企業のレジリエンス強化の鍵となります。つまり、Splunkを活用することで、今日のデジタルトランスフォーメーションの波を新たな方法で乗り越えることができるということです。包括的な可視化、検出と調査の迅速化、リソースの最適化のいずれかを達成したい場合でも、これらすべてを実現したい場合でも、Splunkソリューションがご支援します。
Splunkの正式な紹介文は次のようになります。
Splunkが目指すのは、より安全でレジリエントなデジタル世界を創造することです。Splunkは、組織の安定運用を支えるセキュリティ、IT運用、DevOpsの各チームを支援することで、この目標に着実に近づいています。デジタルシステムのレジリエンスが向上すれば、組織は変化に適応し、イノベーションを推進して、優れたカスタマーエクスペリエンスを提供できます。
この目標を実現するために、Splunkでは、将来のニーズに対応した多種多様なソフトウェアやApp、API、柔軟性に富んだソリューションを提供しています。Splunkのソリューションを利用することで、組織はデジタルレジリエンスを強化し、あらゆる状況に適応できるようになります。Splunk製品には次のようなものがあります。
Splunkでできることの概要については、次のビデオをご覧ください。
では、Splunkについてもう少し詳しく見ていきましょう。
「Spelunk」は、洞窟や鉱山を探検することを意味します。それをもじった「Splunk」は、情報の洞窟を探検してデータを掘り出すことを意味します。Splunkは、ログデータやメッセージ、マシンデータなど、他の方法では簡単にはたどり着けない情報を探し出すお手伝いをします。
データ活用を阻む障壁を取り除けば、たくさんの価値と、それを実現するための幅広い方法が見つかります。そのため、Splunkを使い始めると、Splunkの社員やコミュニティについて、また、Splunk活用のアイデアについて、さまざまな話を聞くことになるでしょう。つまり、私たちは単に機能を提供しているだけではないということです。本当に大切なのは、その機能で実現できるあらゆる可能性だと考えています。
ですから、Splunkで何ができるかという問いに簡潔に答えるならば、「あらゆること!」となるでしょう。その出発点として、Splunkでは以下のことができます。
基本的に、大量のデータが発生する領域でSplunkは活躍します。
Splunkを使えば、組織の運用状態を1カ所で把握できます。そして何より問題点を特定できます。最終的に、Splunkをどれだけ活用できるかは皆様の創造性にかかっています!Splunkのユニークな活用方法をいくつかご紹介します。
Splunkの歴史について簡単にご紹介しましょう。Splunkは、2000年代初頭に、Eric Swan、Rob Das、Michael Baumによって設立されました。3人は、洞窟探検に触発され、多くの組織で問題になっている「あちこちに点在する情報の洞窟」を一目で見渡せるようにしたいと考えました。
「あらゆるもの」がデータを生み出すのを目の当たりにした3人は、そこから価値を引き出す方法を探し始めます。そして、システムインフラ内のログファイルをスキャンして保存する強力なサーチエンジンを中心としたテクノロジーを開発しました。その後、Splunkは大きく成長することになります。
Splunkは、2003年に設立され、世界の21の地域で事業を展開し、7,500人以上の従業員が働くグローバル企業です。これまでに取得した特許数は1,020を超えます。
今日、デジタルレジリエンスの構築はチームワークであることをSplunkは理解しています。そのため長年にわたって、いくつかの企業を買収し、それらの企業が保有するテクノロジーをSplunkのソリューションに統合して、組織のより多くのチームが必要なすべての情報を1カ所で入手できるように取り組んできました。
2023年はSplunkにとって重要な年でした。まず、10月に創立20周年を迎えました。また、シスコとの統合を発表しました。さらに、Splunk Venturesによる継続的なデータイノベーションのサポートを開始しました。この取り組みを通じて、デジタルレジリエンスを拡大および強化しながら社会に良い影響を与えることを目指すスタートアップに総額1億5,000万ドルを投資しています。
最高経営責任者(CEO)兼会長:Splunkは2003年10月に設立され、2022年4月より、Gary SteeleがCEO兼会長を務めています。経営陣について詳しくは、こちらをご覧ください。
当社の自慢:Splunkは「働きたい会社」として高く評価されています。毎年大盛況の.confイベントを開催し(2024年6月に開催)、「バターカップ」という名のポニーをマスコットとし、Splunk専門のTシャツストアを運営しています。
最先端の調査研究:Splunkのどのチームもすばらしい仕事をしています。たとえば、SURGeとSplunk脅威調査チームは、さまざまなセキュリティ領域の調査、脅威の調査、組織へのガイダンス提供を専門に行っています。また、大規模なアンケート調査を実施して、以下のような業界レポートを公開しています。
パートナーシップ:世界トップクラスの数々の企業や組織がSplunkのテクノロジーを使用しています。カリフォルニア州立工科大学は将来のサイバーセキュリティリーダーを育成し、McLaren社はF1レースをあらゆる角度からデータ分析し、Heineken社はデータを活用して最高品質のビールを醸造しています。その他のお客様事例はこちらでご覧いただけます。
真の意味:Splunkは、単体の製品やサービスを指すのではなく、社名であり、お客様への献身の象徴であり、世界をより快適な場所にするための努力の結晶です。
Splunkを利用するうえでまず知っておきたいのが、Splunk独自のサーチ処理言語 (Search Processing Language)、略してSPLです。現在はバージョンアップして、SPL2になっています。SPLとSPL2の違いについては、こちらを参照してください。
Splunkを学ぶにはある程度の時間と努力が必要ですが、一度身に付けてしまえば、可能性は無限に広がります。学習方法には以下のものがあります。
この記事が、SplunkとSplunkコミュニティについての理解に少しでも役立てば幸いです。次はぜひ、Splunkのメリットを実際にお試しください!詳しくは、Splunkの営業窓口にお問い合わせください。
このブログはこちらの英語ブログの翻訳、大久保 かがりによるレビューです。
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この記事は必ずしもSplunkの姿勢、戦略、見解を代弁するものではなく、いただいたご連絡に必ず返信をさせていただくものではございません。
Splunkプラットフォームは、データを行動へとつなげる際に立ちはだかる障壁を取り除いて、オブザーバビリティチーム、IT運用チーム、セキュリティチームの能力を引き出し、組織のセキュリティ、レジリエンス(回復力)、イノベーションを強化します。
Splunkは、2003年に設立され、世界の21の地域で事業を展開し、7,500人以上の従業員が働くグローバル企業です。取得した特許数は1,020を超え、あらゆる環境間でデータを共有できるオープンで拡張性の高いプラットフォームを提供しています。Splunkプラットフォームを使用すれば、組織内のすべてのサービス間通信やビジネスプロセスをエンドツーエンドで可視化し、コンテキストに基づいて状況を把握できます。Splunkなら、強力なデータ基盤の構築が可能です。