3月下旬にSplunk Remote Work Insights (RWI)をリリースして以来、Splunkはお客様の支援に注力し、コミュニティは、リモートワークを続ける中でも、社員がつながり、生産性と意欲を保てているかを把握できるようになりました。RWIの初期リリースには、仮想プライベートネットワーク(VPN)アクセスを監視してつながりを確認し、ビジネスアプリケーションへの認証を監視して生産性を判断し、Zoomビデオ会議を監視して意欲を評価するための経営幹部用ダッシュボードが含まれています。Splunkは、お客様がSplunkを活用してくださることに感謝するとともに、お客様からの貴重なフィードバックをSplunkソリューションの機能拡張に役立てています。
Splunkでは、在宅勤務へのシフトによってZoomビデオ会議の利用率が約2倍になりました。お客様からも同様の話を伺っており、ZoomだけでなくCisco WebExやMicrosoft Teamsによるビデオ会議が多くの企業で必須要素になっています。この状況に対応すべく、Splunkは、各ビデオ会議サービスで生成されるデータに簡単にアクセスするためのCisco WebEx Meetings Add-on for SplunkとMicrosoft Teams Add-on for Splunkをリリースしました。また、RWI - Executive Dashboardを拡張して、1つのソリューションでVPN、認証、ビデオ会議の状況を監視するとともに3つのビデオ会議ソリューションの運用を共通のビューで確認できるようにしました。これらのアップデートはいずれも、Splunk Cloudまたはオンプレミスソリューションをご利用の場合は無料でダウンロードできます。
RWI - Executive Dashboardの[Video Conferencing Ops] (ビデオ会議運用)ダッシュボードでは、Cisco WebEx、Microsoft Teams、Zoomのデータから以下の疑問を解消できます。
ビデオ会議サービスごとに提供されるデータが多少異なるため、共通の[Video Conferencing Ops]のビューの下に各サービス用にカスタマイズされたビューも用意されています。
ダッシュボードの内容の多くはほぼ同じですが、各サービス独自の詳細データもあります。たとえばWebExのビューでは、イベントとミーティングが区別されます。Teamsでは、ミーティングがピアツーピア接続とグループミーティングのどちらで作成されたかが示されます。Zoomでは、緊急ミーティング、スケジュールされたミーティング、定例ミーティングが区別されます。さらに詳細な情報が必要な場合は、各サービス専用のアプリケーションも提供しています。
この刻々と変化する状況の中でこれらの機能を簡単に使い始められるよう、Splunkではエキスパートによるデータオンボーディング支援付きの90日間無料のSplunk Cloudトライアルを提供しています。支援が不要な場合は、ウィザードの案内に沿ってアプリケーションやデータアクセスを設定できるSplunk Add-on for RWI - Executive Dashboardをご利用いただけます。
今日のような危機によって企業は非常に難しい対応を迫られています。Splunkは、Data to Everythingニーズの一環として、お客様がビデオ会議サービスを簡単に導入できるよう、ソリューションの提供と支援に取り組んでいきます。
このブログはこちらの英語ブログの翻訳です。
Splunkプラットフォームは、データを行動へとつなげる際に立ちはだかる障壁を取り除いて、オブザーバビリティチーム、IT運用チーム、セキュリティチームの能力を引き出し、組織のセキュリティ、レジリエンス(回復力)、イノベーションを強化します。
Splunkは、2003年に設立され、世界の21の地域で事業を展開し、7,500人以上の従業員が働くグローバル企業です。取得した特許数は1,020を超え、あらゆる環境間でデータを共有できるオープンで拡張性の高いプラットフォームを提供しています。Splunkプラットフォームを使用すれば、組織内のすべてのサービス間通信やビジネスプロセスをエンドツーエンドで可視化し、コンテキストに基づいて状況を把握できます。Splunkなら、強力なデータ基盤の構築が可能です。