共同執筆者:Matthias Maier、
Splunk製品マーケティング担当ディレクター
デジタルサプライチェーンのセキュリティ基準への関心が高まる中、国や業界固有の認定が重要性を増しています。
Splunkは、Splunk Services Germany GmbHがTISAX参加企業になったことを発表しました。TISAX要件への準拠は、自動車業界で高まるセキュリティニーズへの対応にSplunkが継続的に取り組んでいることを証明しています。自動車業界のお客様は、SplunkのData Platform for the Automotive Worldでデータを安全に管理できます。
TISAX (Trusted Information Security Assessment Exchange)は、自動車業界の情報セキュリティを審査および共有するための仕組みです。TISAXの認定を受けた企業は、社内の情報セキュリティ管理システムが規定のセキュリティレベルに達していると認められ、ENX協会が運営する専用プラットフォームで審査結果を共有できます。
ドイツ自動車工業会(VDA)は、自動車業界の情報セキュリティニーズに対応するために、重要性が広く認められているセキュリティ要件を明確化し、VDA ISA (Information Security Assessment)と呼ばれるカタログにまとめています。
TISAXは、自動車業界のサプライチェーンに寄与するサプライヤー、OEM、パートナーを含む幅広い枠組みでの連携に重点を置いている点で大きな意義があります。コネクテッドカーや自動運転など、市場開発の鍵を握る新たなタイプの製品の登場とともに、自動車業界では情報セキュリティに対するニーズが高まっています。機密性の高いデータを確実に守るには、自動車サプライチェーン全体で高い情報セキュリティ基準を一貫して維持する必要があります。そのため、OEMが各サプライヤーにTISAXへの対応を求め、サプライヤーが下請けのサプライヤーやパートナーとの契約でその要件を引き継ぐケースが増えています。
企業は、ENXの共有ポータルで、パートナーのTISAX審査結果を確認できます。こうして、TISAXは自動車業界の情報セキュリティ向上とサプライチェーンの信頼性強化を促進しています。
TISAXとTISAXの審査結果は、一般公開されていません。ENXポータルから、以下の情報を使ってSplunkの審査結果を確認できます。
SplunkがTISAXに対応したことは、Splunkの自動車業界に対するコミットメントの証です。
自動車業界は自動車生産のノウハウを持ち、Splunkはそのデータ活用のノウハウを持ちます。SplunkのData Platform for the Automotive Worldは、モビリティ革命の最前線に立って新たなサービスや収益源を開拓するOEMやサプライヤーを支援します。その上でSplunkは、自動車業界にとって重要な次の4つの主要領域に重点を置いています。
詳しくは、こちらのビデオをご覧ください。
Splunkは、データを活用したトランスフォーメーションの推進を支援する、自動車業界のベストパートナーです。
自動車業界でデータを活用してトランスフォーメーションを推進する方法について詳しくは、Splunkにお問い合わせいただくか、以下のリソースをご覧ください。
このブログはこちらの英語ブログの翻訳、前園 曙宏によるレビューです。
Splunkプラットフォームは、データを行動へとつなげる際に立ちはだかる障壁を取り除いて、オブザーバビリティチーム、IT運用チーム、セキュリティチームの能力を引き出し、組織のセキュリティ、レジリエンス(回復力)、イノベーションを強化します。
Splunkは、2003年に設立され、世界の21の地域で事業を展開し、7,500人以上の従業員が働くグローバル企業です。取得した特許数は1,020を超え、あらゆる環境間でデータを共有できるオープンで拡張性の高いプラットフォームを提供しています。Splunkプラットフォームを使用すれば、組織内のすべてのサービス間通信やビジネスプロセスをエンドツーエンドで可視化し、コンテキストに基づいて状況を把握できます。Splunkなら、強力なデータ基盤の構築が可能です。