5月23日、日本のSplunkユーザーグループ「GOJAS」の、オフラインMeetupイベントが開催されました。
3年ぶりとなるGOJASのオフラインイベントは大盛況のうちに幕を閉じました。本日は、その様子をレポートします。
Splunkユーザーグループ「GOJAS」(GO JApan Splunk)は、2016年11月に発足した日本のSplunkユーザーグループです。
「ユーザーグループ」と銘打つだけあり、ユーザー様主催でユーザー様同士の交流が図れることが特徴で、事例セッションやハンズオン、カジュアルな交流会などを開催しています。定期的にMeetupイベントを開催、多くのユーザー様にご来場いただいていましたが、コロナの影響で2020年からオンラインイベントに切り替え、開催を続けていました。
そして去る2023年5月23日、ついに3年ぶりとなるオフラインMeetupイベント、Meetup-21「Splunkケーススタディ Vol.6」が開催されました。
参加ユーザーは81名、会場はIIJ様の本社会議室をお借りしての開催となりました。
開催前IIJ様会場
久々のMeetupのAgendaは、以下の通りでした。
メインとなる3つのセッションのうち、Splunkのロードマップのご紹介、某自動車会社様のSplunk活用事例は弊社から発表させていただき、3つ目の「社内向けサービスでSplunk Enterprise基盤をマルチテナントっぽく運用する」については、IIJ様より発表いただきました。
また、こちらに記載はありませんが、懇親会中に弊社SEよりLT (Lightning Talk)を実施させていただきました。
最初のセッションは、日本カントリーマネージャーの野村より発表させていただきました。野村自身、GOJASのイベント参加が久しぶりとのこと。
近年Splunkでは、「レジリエンス」というキーワードがアツいです。
本セッションにおいても、ビジネスの数字的なご報告に続き、デジタルレジリエンスを実現するにあたりSplunkがどのように役立てられるか、その概念が語られました。
本セッションで使用された全スライドは、SlideShareよりご参照いただけます。
デジタルレジリエンスを含めたSplunkより近年発信させていただいているコーポレートメッセージについては、Splunkサイトや他Blog記事をご参照ください。
2番目のセッションは、Splunk SEの間所より発表させていただきました。
間所の発表の様子
間所の担当する「某自動車会社様」での活用事例になります。
顧客をサポートするシステムの健全性可視化から、バックエンドシステムのリソース最適化まで、幅広く様々なシーンでのSplunk活用について紹介されました。Splunkを大規模かつ深くご利用いただいており、非常に聴き応えのあるセッションとなりました。
残念ながらセッションの詳細や使用されたスライドについてはMeetupの中のみの公開とされており、こちらで詳細をご紹介することができません。
こういったその場限りの「ここだけの話」が聞けるのもGOJAS Meetupの魅力。ぜひ足を運んでみてください。
3番目のセッションは、IIJ様から自社内でのSplunk活用について発表いただきました。
社内向けにSplunkをいかに柔軟に、ただしデータセキュリティを担保した上で、複数のプロジェクトに対して横串で利用するかを具体的かつ詳細な方法論と共にご紹介いただきました。
非常にきめ細やかなアクセス制御や運用管理ルールが求められる中で、Splunkを使ってデータを一元的に活用するために様々な工夫を凝らしていたのが印象的で、みなさま熱心に耳を傾けていました。
ギャラリーの皆様の様子
こちらのセッションも内容、スライド共に詳細をお伝えすることはできないため、概要のみのお伝えとなります。
セッション終了後は、隣室と繋げて懇親会が行われました。
その最中、Splunk SEの長島、桑野より、LTにて発表をさせていただきました。
LT (Lightning Talk) とは、短時間で発表する短いプレゼンテーションのこと。
長島からはEnterprise Securityの最新機能であり、セキュリティユースケースにおいてSplunkの各種機能を統合し、セキュリティ運用を一元化する「Mission Control」のご紹介。
長島の発表の様子
桑野からは、Splunkのまったく新しいソリューションについてご紹介させていただきました。こちらのソリューションについては、残念ながら今の時点での公表はできません。
7月に開催される.conf23にて発表される予定となっておりますので、ぜひご注目ください!
いかがでしたでしょうか?
GOJAS Meetupイベントは、コロナの影響で長年オンラインでの開催を余儀なくされていました。
コロナが明けた今、こうしてMeetupイベントをオフラインで開催でき、これだけの皆様にお集まりいただいたことは、Splunk Japanとしても非常に心強く思っております。これからのイベント開催も計画されていると聞いています。GOJASの活動にご期待ください!
GOJASの過去の活動やこれからのイベント情報は、Doorkeeperよりご参照いただけます。
また、GOJASへの加入も同ページより行うことができますので、ぜひご参照ください。
Splunkプラットフォームは、データを行動へとつなげる際に立ちはだかる障壁を取り除いて、オブザーバビリティチーム、IT運用チーム、セキュリティチームの能力を引き出し、組織のセキュリティ、レジリエンス(回復力)、イノベーションを強化します。
Splunkは、2003年に設立され、世界の21の地域で事業を展開し、7,500人以上の従業員が働くグローバル企業です。取得した特許数は1,020を超え、あらゆる環境間でデータを共有できるオープンで拡張性の高いプラットフォームを提供しています。Splunkプラットフォームを使用すれば、組織内のすべてのサービス間通信やビジネスプロセスをエンドツーエンドで可視化し、コンテキストに基づいて状況を把握できます。Splunkなら、強力なデータ基盤の構築が可能です。