Splunkにとって初めての試みとなるオンラインでの.confですが、ライブイベントと同じくらい盛り上がっています。物理的に開催されるイベントと同じくらいエネルギーを維持できているのは驚きですが、その理由の一部は今週Splunkが行った発表にあります。Splunkプラットフォームに新たに導入された強力な拡張機能はどう見ても仮想ではなく現実です。
今日、各企業はかつてないほど速いペースでクラウドに移行しています。Splunkのクラウドネイティブテクノロジーへの投資やリリーススケジュールの迅速化により、Splunkのお客様は以前よりも簡単に、新機能を利用したり価値実現までの時間を短縮したりできるようになります。Splunkは、ストリームに導入した新機能でデータオンボーディングを高速化し、信頼性を高めました。これでお客様は、これまでよりも柔軟にワークロードをクラウドに移行できます。Splunk Cloudのパワーの詳細については、Splunkの最高プロダクト責任者Sendur Sellakumarが.conf20で行ったNasdaq CIO/CTOへのインタビューをぜひご覧ください。
Splunkは、Splunk CloudおよびSplunk Enterpriseの機能拡張を発表しました。一般提供が開始されているSplunk Enterprise 8.1では、生産性の向上、さらに有意義なインサイトの取得、管理の効率化が実現します。Splunk CloudとSplunk Enterpriseではマルチクラウド機能が拡張されました。ユーザーがデータ戦略を導入してデータにアクセスするための新しい方法が追加され、コアプラットフォームが大幅に強化されています。
.conf20でデビューしたSplunk Machine Learning Environment (SMLE)が注目を集めています。高度な分析、データサイエンス、および機械学習向けのこの新しいソリューションは、現在ベータ版です。SMLEは、機械学習モデルの作成と運用を容易にし、大規模なデータから価値を引き出しやすくするための専用ソリューションです。迅速な導入、モデル管理の一元化、大規模監視の自動化によって機械学習ライフサイクルを簡素化し、本番環境へのリリースまでの期間を短縮できます。SMLEのベータ版はすでに公開済みです。
SMLEとSplunkの基盤テクノロジーのアップデートで、IT、セキュリティ、およびオブザーバビリティ製品をご利用のお客様は、自社の管理環境およびクラウド環境の全体にわたってデータと対話しながらインサイトを活用できるようになります。主なアップデートは以下のとおりです。
1) Splunk Augmented Realityに導入された新しいリモートコラボレーション機能を使用すれば、別々の場所にいるユーザーが共通のエクスペリエンスを介して、1つの環境内でコラボレーションおよび対話を行えます。
2) Splunk TVでは、異なるネットワークに接続されている複数のテレビを一元管理できます。また、Splunk TVをAndroid™ TVとFire® TVの両方で利用できるようになりました。
3) Splunk Virtual Realityも一般提供が始まりました。3Dエクスペリエンスで大規模なデータをビジュアルに比較してトレンド分析を簡素化できるので、必要なデータを見つけやすくなります。
一言で言えば、.conf20は大成功しています。すべてのセッションを見て回り、Splunkのリーダーや規模も成功も最大級のお客様からお話を聞けるこの機会をとても嬉しく思います。しかし結局、Splunkの行うすべてのことの目標はお客様の成功です。複雑なハイブリッド環境でもすべてのお客様がIT運用、データセキュリティ、オブザーバビリティを改善できるよう、このたびの発表で、Splunkはお客様と共に成功の階段をまた一段上ります。
.conf20 オンデマンド配信でぜひご覧ください。
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Splunkプラットフォームは、データを行動へとつなげる際に立ちはだかる障壁を取り除いて、オブザーバビリティチーム、IT運用チーム、セキュリティチームの能力を引き出し、組織のセキュリティ、レジリエンス(回復力)、イノベーションを強化します。
Splunkは、2003年に設立され、世界の21の地域で事業を展開し、7,500人以上の従業員が働くグローバル企業です。取得した特許数は1,020を超え、あらゆる環境間でデータを共有できるオープンで拡張性の高いプラットフォームを提供しています。Splunkプラットフォームを使用すれば、組織内のすべてのサービス間通信やビジネスプロセスをエンドツーエンドで可視化し、コンテキストに基づいて状況を把握できます。Splunkなら、強力なデータ基盤の構築が可能です。