私は本日、わずか2カ月前にSplunkのCEOになって以来初めての.confに臨みます。そこで基調講演を行い、Splunkがなぜ組織のセキュリティとレジリエンスを支える基盤となり得るのかについて皆様にお話しするのが非常に楽しみです。
.confが何よりも特別な点は、すばらしいSplunkコミュニティが集結してSplunk製品の卓越した活用法を披露するという、ここだけでしか味わえないイマーシブな(そして実にクールな)体験ができることです。今年は2年ぶりにリアル(兼オンライン)イベントとして開催されます。.confは、お客様やパートナーと顔を合わせ、さらに世界中の参加者とオンラインでつながることのできる貴重な機会です。
.confでは、エキサイティングな企画や、Splunkのかつてないイノベーションに関する数々の重要な発表をお伝えします。組織がデータを行動に変えるためにSplunkが今後さらに何ができるかを探るため、入社後100日間で100人のお客様と話をするという私の目標もかなり進むと期待しています。
皆様もご存じのとおり、この数年間は予測不能な事態の連続でした。テクノロジーの世界も例外ではありません。セキュリティチーム、IT運用チーム、開発チームはいずれも、経済の不確実性、地政学的な混乱、リモートワークの急増を逆手に取ってかつてないほど進化したサイバー脅威に直面しています。そしてどの業界でも、顧客はシンプルで快適なエクスペリエンス、すぐにつながるカスタマーサービス、いつどこでも途切れることなく使えるアプリやサービスを求めています。同時に、多くの組織が今日、ハイブリッドかつマルチクラウドのアーキテクチャを採用し、その運用は複雑さを増すばかりです。
Splunkはこの複雑さや不確実性に真正面から取り組んでいます。その成果の1つが、組織のセキュリティとレジリエンスの強化を支える統合データプラットフォームです。
.conf22では、お客様がより多くのデータを理解し、よりすばやく効率的にアクションにつなげて、Splunkの能力をさらに拡張できるようにするために、Splunkが次の3つの柱で進めている取り組みを余すところなくご紹介します。
私がSplunkのCEOを引き受けることを決めた理由の1つは、世界中のあらゆる業界の組織が非常に困難な課題を解決し目覚ましい成果をあげられるようサポートするという、すばらしい機会が目の前に広がっていたためです。
今後も組織の前には新たな課題が次々と立ちはだかるであろうことは明らかです。脅威はこれからも進化し続けるでしょう。ハイブリッドやクラウドネイティブアーキテクチャは大きな価値をもたらす半面、それ以上に大きな複雑さを生み出します。顧客の期待は尽きることなく、デジタルトランスフォーメーションは拡大を続けることになるでしょう。世界的なスキル不足、テクノロジー人材不足は、回復する間もなく悪化し続けそうな状況です。こうした中で、組織が生成し活用すべきデータの量は増加の一途をたどります。
Splunkは、お客様の未来のあるべき姿を思い描き、お客様がテクノロジーの進化や業界の変化に適応し、俊敏で革新的であり続けるために何が必要かを常に考えています。
未来は複雑で予測不能かもしれませんが、データ中心のアプローチを取り入れてイノベーションの推進、カスタマーエクスペリエンスの向上、セキュリティとレジリエンスの強化に取り組む組織には、明るく可能性に満ちた時代が待っているはずです。
お客様が築くすばらしい未来への道のりをSplunkがともに歩めることを大変誇りに思います。
#splunkconf22のハッシュタグが付いたツイートをぜひご確認ください。
Splunkプラットフォームは、データを行動へとつなげる際に立ちはだかる障壁を取り除いて、オブザーバビリティチーム、IT運用チーム、セキュリティチームの能力を引き出し、組織のセキュリティ、レジリエンス(回復力)、イノベーションを強化します。
Splunkは、2003年に設立され、世界の21の地域で事業を展開し、7,500人以上の従業員が働くグローバル企業です。取得した特許数は1,020を超え、あらゆる環境間でデータを共有できるオープンで拡張性の高いプラットフォームを提供しています。Splunkプラットフォームを使用すれば、組織内のすべてのサービス間通信やビジネスプロセスをエンドツーエンドで可視化し、コンテキストに基づいて状況を把握できます。Splunkなら、強力なデータ基盤の構築が可能です。