サイバーセキュリティとオブザーバビリティのリーダーであるSplunk Inc.は、組織のIT環境をより統合的かつ詳細に可視化でき、包括的なデータオーナーシップを実現する新しいデータ管理イノベーションを発表しました。Splunkの最新の「Splunk Data Management」ポートフォリオを活用することで、Splunk Cloud Platform、Splunk Observability CloudとともにCisco AppDynamics、ThousandEyesを通じたデータの転送、共有、処理を強化できます。
今日、エッジ、オンプレミス、クラウドで生成されるデータが爆発的に増加しており、IT環境の管理がより困難になっています。組織は、より多くのデータを収集、保存、保護しながら、組織内で分散・サイロ化しているサービスやツールを管理しなければならなくなっています。データを一元的に可視化できないことはコストの増加につながります。Splunkの調査によると、フォーブス・グローバル2000の企業ではダウンタイムによって年間4,000億ドルの損失が発生し、1回のダウンタイムインシデントで株価が最大9%下落することが判明しています。システムを稼働させ続けるには、投資を最適化し、データのコスト経済性を改善し、デジタルレジリエンスを向上させることが重要であり、そのために、組織全体にわたる徹底した可視化が必要です。
Splunkの新しいデータ管理機能は、単一のパイプラインでデータを前処理し、エンドツーエンドの可視化を実現できます。セキュリティチーム、IT運用チーム、エンジニアリングチームは、この統合ソリューションを通じてデータの形式、ボリューム、送信先を詳細に管理し、メトリクスとログの収集を一元化できます。
Splunkの製品/テクノロジー担当SVP兼GMであるTom Caseyは、次のように述べています。「生成されるデータの価値はさまざまで、その価値も時間とともに変わります。組織には、シンプルなデータ管理エクスペリエンスですべてのデータを管理し、オーナーシップを維持できるソリューションが必要です。そこでSplunkは、データパイプライン全体のコントロールを実現するために、新しいデータ管理機能をこの度発表しました」
この新しいSplunk Data Managementポートフォリオに追加された機能は、以下の通りです。
コメント:
Travelport社のエンジニアリング担当ディレクターであるAshok Uppalapati氏は、次のように述べています。「Travelportでは現在、複数のツールを使ってアプリケーションを監視し、使用状況レポートを生成しています。Ingest Processorがあれば、Logs2Metrics機能を利用してこれらのレポートをSplunk Observability Cloudに統合でき、レポートと監視のためのプラットフォームを統一することで、チーム間のコラボレーションを強化できると期待しています」
提供予定:
Data ManagementパイプラインビルダーのEdge Processorは、世界中の地域で一般提供されています。Ingest Processorは、2024年7月に一部地域で一般提供を開始する予定です。Federated Analyticsは、2024年7月にプライベートプレビュー版を公開予定です。
Splunkの.conf24で発表されたすべての内容について詳しくは、ニュースルームをご覧ください。提供時期や地域は変更される場合があります。
シスコの一員であるSplunkが目指すのは、より安全でレジリエントなデジタル世界を作ることです。Splunkのソリューションを導入すれば、セキュリティ、インフラ、アプリケーションの問題が大規模なインシデントに発展する前に防止して、影響を最小限に抑え、デジタルトランスフォーメーションを加速できるため、Splunkは多くの組織から信頼されています。
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