Splunk、Min Wangを最高技術責任者に任命

サンフランシスコ – 2023年4月28日 – サイバーセキュリティ/オブザーバビリティのリーダーであるSplunk Inc. (NASDAQ：SPLK)は本日、Min Wangを4月17日付けで最高技術責任者(CTO)に任命したことを発表しました。Wangは、製品/テクノロジー担当シニアバイスプレジデントであるTom Caseyの下で、エンジニアリング、プロダクトマネジメント、デザイン、およびGo-to-Marketなどの各チームのリーダーと連携し、お客様が優れたデジタルレジリエンスを構築できるよう、Splunkの製品ポートフォリオのイノベーションに関するビジョンと技術的方向性の策定に取り組みます。

Wangはテクノロジーの研究開発分野で20年を超える経験を持ち、AI(人工知能)、機械学習、データ分析、およびエンタープライズクラウドを専門としています。直近ではGoogle社に5年以上在籍し、同社が提供するAIドリブンのサービス、Googleアシスタントの重要なコンポーネントを担当するチームを指揮しました。Google社の前は、Visa Researchのシニアバイスプレジデントを務めました。この部門は、データ分析、セキュリティ、コマースの未来に関する応用研究を担うための組織で、Wangが創設に関わっています。また、Google Research、HP Labs (HP研究所)、IBM Research (IBM基礎研究所)の研究指導者も務めました。

Splunkの製品/テクノロジー担当シニアバイスプレジデントであるTom Caseyは次のように述べています。「Minには、Google社、IBM社、HP社、Visa社といった世界的な企業で製品開発を指揮してきた豊富な経験や、大規模データ管理の分野での高度な専門知識、そしてAIへの情熱があります。Splunkが統合セキュリティ/オブザーバビリティソリューションを通じて実現しようとしている安全でレジリエントなデジタル世界の構築に最前線で取り組んでくれると期待しています。Minは先進的な研究開発の成果を実用的な価値に素早く変換してきた実績を有し、Splunkがお客様のシステムの稼動とセキュリティを維持しながらデジタルトランスフォーメーションの複雑さを解消できるように貢献してくれるでしょう」

Wangは次のように述べています。「AIの進歩によってSplunkのセキュリティソリューションとオブザーバビリティソリューションが大きく進化する絶好の機会が訪れた今、Splunkの一員になれたことを光栄に思います。Splunkは、機械学習や自然言語処理といったAIテクノロジーをさらに有効活用することで、より深いインサイトを抽出し、予測分析の精度を向上させ、データ分析プロセスを効率化できます。その結果、お客様はより多くの情報に基づいて意志決定を行えるようになります。お客様のミッションクリティカルなシステムのセキュリティ、信頼性、レジリエンスを確保できるよう、Splunkのリーダーやチームと協力しあえることを楽しみにしています」

Minは、清華大学の理学士号と理学修士号、デューク大学の博士号を取得しています。代表的な査読付き学会および学会誌でこれまでに90本を超える研究論文を発表しており、データ管理に関する功績が讃えられ、Distinguished Research Awardを複数回受賞しています。

セーフハーバーステートメント

このプレスリリースには、リスクと不確実性を含む「将来の見通しに関する記述」が含まれています。このような記述には、Splunkの製品、ソリューション、テクノロジー、および進行中の製品開発に関する記述、データ関連製品の市場、AIテクノロジーの重要性と、それらの動向に対するSplunkの対応能力に関する記述などがあります。実際の結果は、さまざまな要因によって本プレスリリースの記述から大きく異なる結果となる可能性があります。このような要因の一部は、2023年1月31日に終了した会計年度のForm 10-K (年次報告書)に記載されており、Splunkの他の資料とともに米国証券取引委員会(SEC)に提出されています。Splunkは、将来の見通しに関する記述について、その作成日以降に発生した事象や状況を反映して更新する義務を負うものではありません。