サンフランシスコ – 2023年10月19日 – サイバーセキュリティ/オブザーバビリティのリーダーであるSplunk Inc. (NASDAQ:SPLK)は本日、社会貢献に関する年次報告書『Global Impact Report』を公開しました。このレポートには、Splunkのビジネスとステークホルダーにとって特に重要な取り組みである、データに関する責任、倫理的かつインクルーシブな成長、環境の持続可能性、社会貢献における活動の進捗状況とビジョンが詳述されています。
Splunkのグローバルアフェアーズ担当SVP兼最高法務責任者(CLO)であるScott Morganは次のように述べています。「Splunkにとって社会貢献活動は、当社の成長戦略と機会の基礎となる要素で、レジリエンス、パフォーマンス、イノベーションを促進します。今年のGlobal Impact Reportでも、その進捗状況と今後の展望をご共有できることを嬉しく思います。Splunkは、自社とお客様の価値観を日々実践するというコミットメントを堅持しています。データを保護し、組織文化を強化し、気候変動リスクを緩和して、国際社会に貢献することは、Splunkの価値を証明するとともに、世界中の組織にミッションクリティカルなデジタルレジリエンスを提供するための重要な手段だと考えています」
2023年のGlobal Impact Reportでは、ビジネスの耐久力とレジリエンスを維持しながら、社会のさまざまな課題と機会に貢献し、お客様、投資家、社員、コミュニティを含むすべてのステークホルダーに有益な価値を創造するためのSplunkの取り組みを紹介しています。以下、Splunkの社会貢献戦略の4つの柱についてご説明します。
データに関する責任
Splunkは、ステークホルダーへの透明性と説明責任を重視しながら信念を持って事業活動を行います。Splunkの社会貢献活動は、安全でレジリエントなデジタル世界を作るというSplunkの目標と戦略を支えています。Splunkは、2023会計年度に、アメリカ合衆国サイバーセキュリティ・社会基盤安全保障庁(CISA)が発令したサイバーセキュリティに関する行政命令に対応するためのワークストリームを整備し、米国、英国、EUで制定された新しいプライバシーおよびセキュリティ認定を受け、英国とEUの基準に合わせて顧客とデータ保護に関する同意書を改訂しました。
生成AIの存在感が急速に増す中で、Splunkは、ビジネスソフトウェアアライアンス(BSA)、Future of Privacy Forum、世界経済フォーラム(WEF)と連携し、AIとデータの倫理的な使用について重要な協議を重ねています。また、生成AIの導入と活用がもたらす影響に積極的に対処しながら、AIツールを活用した製品開発、AIの組み込み、AI支援機能の提供に取り組んでいます。
倫理的かつインクルーシブな成長
受賞歴もあるSplunkのエンプロイーエクスペリエンスは進化を続けています。2023会計年度には、これまで以上に多様で新しい人材を獲得するために、ダイバーシティ、エクイティ、インクルージョン&ビロンギング(DEIB)に関する複数年にわたる新たな戦略を策定しました。また、新しい社内キャリアモビリティプラットフォームを導入するとともに、数百人のSplunk社員がインクルーシブな雇用に関するトレーニングを受けました。さらに、4年目となるダイバーシティ年次レポートを公開し、女性やマイノリティのレプリゼンテーションのさらなる向上を目指して、採用プログラムへの投資を継続しています。
また、2023会計年度には、マイノリティが経営し、必要条件を満たす小規模企業を対象にした短期支払いプログラムを試験導入しました。対象となる支出のうち4%をこれらの企業に割り振ることを目標としていましたが、目標を超える5.7%という実績を達成しました。
環境の持続可能性
2023会計年度にSplunkは、2050年までにCO2排出量の実質ゼロを目指す取り組みにおいて、世界的気候変動リスクのアセスメントを完了し、予測される気候変動シナリオに対するビジネスレジリエンスをモデル化して、実質ゼロ転換戦術を評価したのち、SBT (Science Based Targets)イニシアチブに対応したCO2排出量削減の短期目標を割り出すことで、気温上昇を1.5°Cに抑えるための道筋を策定しました。この取り組みは、ビジネスの持続的な成長を後押しするとともに、気候関連財務情報開示タスクフォース(TCFD)の提言に従って、世界的に増加している気候関連情報の開示規制に対応するための包括的な戦略の基盤を築くものです。Splunkは、今後数カ月の間に、気候変動対応戦略、実質ゼロ転換計画、CO2排出量削減の短期目標を正式に定める予定です。
Splunkは、EcoVadisの2023年の審査において、サステナビリティマネジメントのポリシー、アクション、成果の品質が評価され、ブロンズメダルを獲得しました。
社会貢献
Splunkは、2023会計年度に、国際社会への貢献として非営利団体のテクノロジーおよびデータ格差や世界的なスキル格差の解消に取り組みました。非営利団体を支援するために448万ドル分のSplunkライセンスを寄付しました。この金額は前年度と比較すると24%増加しており、サービスを提供した団体数は20%増加しています。また、引き続きさまざまな非営利団体や教育機関と協力して、個人のデジタルスキルとエンプロイアビリティ(雇用され得る能力)の向上にも取り組んでいます。
無償提供トレーニングの受講者数は、前年比で55%増加しました。これは、トレーニングサービス費としては合計320万ドルに相当します。さらに、Splunk社員も非営利団体や地域社会の問題解決にボランティアとして協力し、社員による活動の合計時間は2022年度と比べて126%増加しました。
Splunkの2023年Global Impact Reportについて詳しくは、https://www.splunk.com/en_us/global-impact/2023-report.htmlをご覧ください。環境問題、社会貢献、ガバナンスに関するSplunkの取り組みについて詳しくは、https://www.splunk.com/en_us/global-impact/esg-resources.htmlをご覧ください。
セーフハーバーステートメント
このプレスリリースには、リスクと不確実性を含む「将来の見通しに関する記述」が含まれます。このような記述としては、気候変動に関するSplunkの戦略や計画についての情報があります。実際の結果は、さまざまな要因によって本プレスリリースの記述から大きく異なる結果となる可能性があります。このような要因の一部は、2023年7月31日に終了した会計四半期のForm 10-Q (四半期報告書)に記載されており、Splunkの他の資料とともに米国証券取引委員会(SEC)に提出されています。Splunkは、将来の見通しに関する記述について、その作成日以降に発生した事象や状況を反映して更新する義務を負うものではありません。
Splunk Inc. (NASDAQ:SPLK)が目指すのは、より安全でレジリエントなデジタル世界を作ることです。Splunkのソリューションを導入すれば、セキュリティ、インフラ、アプリケーションの問題が大規模なインシデントに発展する前に防止して、影響を最小限に抑え、デジタルトランスフォーメーションを加速できるため、Splunkは多くの組織から信頼されています。
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