Splunk、TruSTAR社買収を発表

サンフランシスコ – 2021年6月9日 – Data-to-Everythingプラットフォームを提供するSplunk Inc. (NASDAQ：SPLK)は本日、TruSTAR社を買収するための正式契約を締結したことを発表しました。TruSTAR社はサンフランシスコに本社を置き、データ中心のインテリジェンスプラットフォームを提供するクラウドネイティブセキュリティ企業です。

この買収によりSplunkは、クラウドにおいて世界で最も包括的なセキュリティソリューションを提供する能力を強化します。TruSTARの技術を取り入れることで、Splunkは既存のセキュリティ機能をさらに拡張し、お客様が複雑さを解消してあらゆるデータにアクセスし、自律的な方法で迅速かつ効果的に脅威を検出して対応できるようにします。

「現在のデータの時代において、迅速な検出、対応の効率化、サイバーレジリエンスの強化を実現するためには、インテリジェンスを統合して自動化することが非常に重要です。TruSTAR社のクラウドネイティブソリューションは、さまざまなソースから収集した脅威のデータを一元化してセキュリティ分析やSOARのワークフローにシームレスに統合することで、自律した有効性の高いセキュリティ運用を実現できます」と、Splunkのクラウド担当シニアバイスプレジデント兼最高プロダクト責任者を務めるSendur Sellakumarは述べています。「TruSTAR社の先見性に富んだデータ中心のプラットフォームをSplunkのセキュリティ製品に取り入れることで、Splunkはこれからも業界最高レベルのセキュリティ機能をお客様に提供できると期待しています」

TruSTAR社のインテリジェンスプラットフォームにより、お客様はチーム、ツール、パートナーのエコシステム全体でセキュリティインテリジェンスのすべてのソースを活用できます。さらに、SplunkのData-to-EverythingプラットフォームにTruSTAR社の機能を追加することで、サードパーティの脅威インテリジェンスソースや自社内の過去のインテリジェンスソースから収集し正規化されたデータを利用して、検出と対応のワークフローを自律的かつシームレスに強化できます。これによってお客様は、検出の有効性を高め、自動化を促進して、問題の検出時間を短縮してビジネスに影響が及ぶ前に修復を行うことができます。

TruSTAR社のお客様は、Intel 471、Recorded Future、MandiantといったSplunkの商用脅威インテリジェンス統合パートナーのコミュニティやフリーミアムのフィードを活用できます。

「TruSTARを設立した目的は、セキュリティチームがデータからあらゆる兆候を見つけ、自動化を促進し、インテリジェンスをシームレスに共有しながら、クラウドのプライバシー保護を実現できるようにすることでした」と、TruSTAR社の共同設立者兼CEOであるPatrick Coughlin氏は述べています。「Splunkの一員となることを楽しみにしています。TruSTARと業界トップクラスのSplunkのエンタープライズデータプラットフォームが連携することで、セキュリティチームとITチームは、統合、自動化、レジリエンスを新たなレベルへと引き上げることができるでしょう」

セーフハーバーステートメント

このプレスリリースには、TruSTAR社の買収により予想される効果、買収がSplunkの現行および将来の製品やサービスに与える影響、TruSTAR社の製品やサービスの能力(Splunkに加わった後を含む)など、リスクと不確実性を含む「将来の見通しに関する記述」が含まれています。実際の結果は、さまざまな要因によって本プレスリリースの記述から大きく異なる結果となる可能性があります。このような要因には、買収した事業、テクノロジー、人員、運用の終了や統合において発生する問題、買収に伴うコスト、買収やその結果生み出される製品やサービスの市場での受け入れ状況、大規模な事業投資からの価値実現の失敗(新製品や新サービスを含む)、全般的な市場、政治経済、ビジネスの状況などがあります。

Splunkの業績に影響を与える可能性がある要因に関する追加情報は、2021年1月31日に終了した会計年度のForm 10-K (年次報告書)に記載されており、Splunkの他の資料とともに米国証券取引委員会(SEC)に提出されています。Splunkは、将来の見通しに関する記述について、その作成日以降に発生した事象や状況を反映して更新する義務を負うものではありません。