サンフランシスコおよびオンラインで開催中の.conf21 – 2021年10月20日 – データプラットフォームリーダーのSplunk Inc. (NASDAQ: SPLK)は本日、Splunk Application Performance Monitoring (APM)、Splunk Real User Monitoring (RUM)、Splunk Synthetic Monitoring、Splunk Log Observer、Splunk Infrastructure Monitoring、Splunk IT Service Intelligenceの高度な製品イノベーションを含むSplunkのオブザーバビリティポートフォリオの機能拡張を発表しました。これらのオブザーバビリティ機能の拡張により、データ主導による変革を推進すると同時に、あらゆる環境の可視性を向上させ、パフォーマンス、生産性、イノベーションを大幅に加速させることができます。
デジタル化が進む今日の世界において、ITチームとDevOpsチームには、イノベーションを加速し、安定したサービスと卓越したカスタマーエクスペリエンスを提供することへの期待が各方面から重くのしかかっています。クラウドネイティブテクノロジーの導入が進み、それに伴ってインフラとアプリケーションが複雑化することにより、この重圧は高まるばかりです。Splunkのオブザーバビリティポートフォリオが提供する統合ソリューションは、フルスタックでAIを活用したサービス中心のオブザーバビリティ機能と、フロントエンドデバイスからバックエンドアプリケーションサービスに至るまで、データ(メトリクス、トレース、ログ)をリアルタイムかつ大規模に管理する機能を備えています。Splunkのオブザーバビリティ機能により、ユーザーエクスペリエンスのあらゆる側面の可視性が向上し、実用的なインサイトを引き出すことができるため、価値実現までの時間を短縮してビジネス成果を向上させることができます。
Splunkの製品管理、オブザーバビリティ、IT運用担当バイスプレジデントであるSpiros Xanthosは次のように述べています。「オブザーバビリティの中核にあるのはデータ活用です。そして、組織がデータを効果的に利用するには、動的な環境とアーキテクチャから高速で生成されるデータを取り込んで分析できるソリューションが必要です。Splunkの高度なオブザーバビリティ機能は、監視機能を最新化することによって、デジタルトランスフォーメーションのあらゆる段階でITチームとDevOpsチームが問題を検出、修正、防止し、最適なユーザーエクスペリエンスを実現できるよう支援します」
ロードサービスを提供するAgero社は、Splunkのオブザーバビリティ機能を活用してビジネス全体のデジタル化を加速させ、顧客に付加価値を提供しています。
Agero社のDevOps担当シニアディレクターであるBilly Macdonald氏は次のように述べています。「電話でのサービスがあたりまえの業界で、Splunkのオブザーバビリティソリューションは常識を一変させました。お客様がロードサービスを必要とする際に、電話対応を介さず完全にデジタルなサービスを提供できたのです。Splunkのオブザーバビリティ機能を当社のクラウド環境とインフラで活用することで、当社のサイトリライアビリティエンジニアと開発者がエンドツーエンドの可視性を獲得し、お客様に問題が影響する前にそれを監視、追跡、トラブルシューティングすることができ、最終的にはカスタマーエクスペリエンスを向上させることができました」
業界をリードするオブザーバビリティ機能の幅と奥行きを拡大
Splunkは、業界をリードするオブザーバビリティポートフォリオの範囲と機能を拡大しました。これにより、顧客環境のサービス、インフラ、アプリケーション、ユーザーを最大限に可視化することが可能になります。また、既存のモノリシックなアプリケーションの信頼性とパフォーマンスを高めるために、Splunkは新しくAlwaysOn Profiling for Splunk APMを発表しました(現在はプレビュー段階)。Splunk AlwaysOn Profilingでは、これまでの精度の高いトレーシングがさらに拡張され、コードレベルの可視化と分析を連続的に実行できます。これによってサービスのボトルネックを発見して修正できるだけでなく、リソースの最適化やクラウドコストの削減が可能な箇所を特定することもできます。さらにSplunkは、機能拡張されたSplunk APMのDatabase Visibilityのプレビューも提供しています。この製品は、トランザクション遅延の原因となっている速度の遅いクエリーを自動的に検出します。データベースへのインストルメンテーションは必要ありません。これらのイノベーションにより、Splunk APMのユーザーは、アプリケーションパフォーマンスの問題の監視とトラブルシューティングを最大で80%高速化させることが可能になりました。これによってコードのデプロイを迅速化し、サービスの中断を削減して、エンドユーザーに影響が及ぶのを防ぐことができます。
また、OpenTelemetryの規格に準拠したSplunk RUM for Mobile Applicationsの一般提供が開始されたことにより、iOSとAndroidのネイティブアプリおよびハイブリッドモバイルアプリの包括的なパフォーマンス監視とインスタントトラブルシューティングが可能になりました。さらに、Splunk Observability Cloud for Mobileの一般提供も開始され、オンコールのサイトリライアビリティエンジニアや開発者は、世界中どこにいても柔軟に対応や、開発を行うことができるようになりました。Splunk Observability Cloud for Mobileを使用すれば、モバイルデバイスから直接インシデントを確認して、迅速に対応とトリアージを行うことができます。
すぐに使える機能とインテグレーションにより、価値実現までの時間を短縮
Splunkを使用すれば、オブザーバビリティを簡単に導入できます。Splunk Log ObserverとSplunk Enterpriseが新たに統合されたことにより(現在はプレビュー段階)、これまでSplunkを使用していたユーザーは、Splunkプラットフォーム内のログの探索やトラブルシューティングを、Splunkオブザーバビリティの直感的なインターフェイスから行うことができます。これによってユーザーはログデータをSplunk Enterpriseに集約して、オブザーバビリティのメトリクスやトレースデータをログと相関付けることができます。
また、Splunkはユーザーがデータを素早くインサイトへと変えるための取り組みも行っています。Splunkのユーザーは、すぐに使える新しいダッシュボードとディテクターによって短期間で価値を実現することができ、面倒な初期設定の手間も軽減することができます。新しいSplunk Infrastructure Monitoring AutoDetect(現在はプレビュー段階)では、インフラの異常が自動的に検出され、アラートがダッシュボードにわかりやすく表示されるため、オンボーディングがシンプルで、価値実現までの時間が短縮されます。さらにSplunk App for Content Packsは、事前パッケージ済みのコンテンツのワンストップショップであり、一般的なITインフラのアプリケーションやサービスですぐに使えるサーチとダッシュボードが用意されています。これにはMicrosoft365、サードパーティのAPMツール、合成モニタリングを管理する新しいコンテンツパックが含まれます。
Wipro社のAIOpsグローバルプリセールス&プラクティス責任者兼クラウド&インフラサービス担当であるAnkur Jalpota氏は次のように述べています。「当社の世界中のお客様は、重要なパートナーであるSplunkを活用して、クラウドトランスフォーメーションを記録的なペースで進めながら、ビジネスの俊敏性を高め、組織内の運用効率を向上させています。当社は、Splunkのオブザーバビリティポートフォリオを活用して、ハイブリッドやマルチクラウドの複雑な環境に伴う運用の課題に取り組むお客様を支援しています。Splunkの包括的なオブザーバビリティソリューションを使用すれば、アプリケーションリソースの管理をシンプルに行い、インフラの利用率を向上させ、パブリッククラウドのコストを最適化することができます。その結果、お客様の価値実現の効率を高め、優れたエクスペリエンスを提供することができます」
Splunkのオブザーバビリティソリューションについての詳細は、SplunkのWebサイトをご覧ください。
セーフハーバーステートメント
このプレスリリースには、リスクと不確実性を含む「将来の見通しに関する記述」が含まれています。このような記述としては、Splunk APMの機能拡張を含むSplunkのオブザーバビリティ製品およびサービス、インテグレーション、Splunkのロードマップと一般的な製品方針についての情報があります。Splunkは、プレビューまたはベータ(両者は同義で使用される)に記述されている特徴または機能を開発する義務を負わず、かかる特徴または機能を将来のリリースに含める義務も負いません。実際の結果は、さまざまな要因によって本プレスリリースの記述から大きく異なる結果となる可能性があります。このような要因には、Splunkの急成長に伴うリスク(特に米国以外)、大規模な事業投資や買収からの価値実現の失敗(新製品や新サービスを含む)、ライセンス販売からクラウドサービス販売への移行に伴う収益および利益が確定するタイミングへの影響、複数年契約の前払いによる一般的な請求方法から年間ベースの請求方法への移行に伴う現金回収への影響、複数製品のソフトウェアおよびサービスへの移行、買収した事業や技術の統合の失敗、負債義務の返済の失敗または転換社債に関連した悪影響、デルタ株など新型コロナウイルスの新たな変異株の出現、デルタ株などの新たな変異株および関連する公衆衛生対策がSplunkの事業に与える影響、デルタ株などの新たな変異株が経済環境全体に与える影響(顧客の購買力、購買の緊急性、購買パターンなど)、全般的な市場、政治経済、ビジネスの状況、市場の競争状況などがあります。
Splunkの業績に影響を与える可能性がある要因に関する追加情報は、2021年7月31日に終了した会計年度のForm 10-Q (四半期報告書)に記載されており、Splunkの他の資料とともに米国証券取引委員会(SEC)に提出されています。Splunkは、将来の見通しに関する記述について、その作成日以降に発生した事象や状況を反映して更新する義務を負うものではありません。
Splunk Inc. (NASDAQ:SPLK)が目指すのは、より安全でレジリエントなデジタル世界を作ることです。Splunkのソリューションを導入すれば、セキュリティ、インフラ、アプリケーションの問題が大規模なインシデントに発展する前に防止して、影響を最小限に抑え、デジタルトランスフォーメーションを加速できるため、Splunkは多くの組織から信頼されています。
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