カリフォルニア州サニーベール/サンフランシスコ ─ 2020年5月7日– Google Cloud社と、Data-to-Everything™プラットフォームを提供するSplunk Inc. (NASDAQ：SPLK)は本日、新たな戦略的パートナーシップを締結したことを発表しました。これによって企業は、自社データから実用的なインサイトを引き出し、組織全体をリアルタイムで可視化することが可能となり、迅速な意思決定を行えるようになります。Google Cloudでまもなく一般提供を開始するSplunk Cloud™では、企業が自社データの価値を引き出すことを支援し、より柔軟にSplunk Data-to-Everythingプラットフォームを活用できるようになります。

さらに両社は、Google Cloud Security Command Center、Anthos、Google Cloud オペレーション スイートとの新たなネイティブ統合機能を提供し、Google CloudとSplunk Cloudの統合を強化する予定です。これらのサービスをすでにご利用いただいているお客様、または、これからご利用予定のお客様は、アプリケーション間で重要なデータを共有できるようになり、自社のハイブリッド環境やマルチクラウド環境から抽出された一連のデータ全体からインサイトを導き出すことが可能となります。

Splunk Cloudでは、Splunk Data-to-Everythingプラットフォームの機能がSoftware-as-a-Service (SaaS)として提供されるため、社内インフラを追加で購入、管理、導入する必要がなく、データに基づいた意思決定が可能となり、自社データから導き出されたインサイトを行動に移すことができます。Splunk Cloud on Google Cloudでは、信頼性の高いGoogle Cloudのインフラにより、安全性が保証されているという信頼のもと、単一ビューで調査、監視、分析、自社データに基づくアクションを実行することができます。Splunk Cloudをご利用いただくお客様は、Google Cloudが提供する人工知能、機械学習、セキュリティ、ネットワーキング、データ分析などのテクノロジー機能を利用することで、さらに大きなメリットを得ることができます。

Splunkの社長兼CEOを務めるDoug Merrittは次のように述べています。
「Splunkは、企業がデータを課題解決、意思決定、行動に活用し、オンプレミスとクラウドいづれものデジタル化を驚異的な速度、大規模なスケールで推し進めることを支援します。Splunkは、企業があらゆるデータをつなぐために必要なテクノロジー、機能、信頼性の高いインフラを提供するため、Google Cloudをパートナーとして選びました。Google CloudとSplunkのパートナーシップは、より多くのお客様が速度とコスト効率を維持しながら、IT、セキュリティ、アプリケーション開発などにおいて、無限に近いデータの活用機会をもたらします。」

Google CloudのCEOを務めるThomas Kurian氏は次のように述べています。
「データはあらゆる企業のデジタルトランスフォーメーションの中心にあります。Splunkとパートナーを組み、企業がデータに基づいたクラウドネイティブな戦略を構築する支援ができることを大変嬉しく思います。今回の統合により、Google Cloudの信頼性の高いセキュアなインフラで、SplunkのソリューションをIT、セキュリティ、ユーザー行動などのデータ分析にご活用いただけます。」

Splunk Cloud on Google Cloudは、現在一部のお客様にベータ版として提供されており、まもなく一般提供を開始する予定です。Google CloudとSplunk Cloudの共同ソリューションについて詳しくは、cloud.google.com/splunkおよびsplunk.com/ja_jp/googlecloudをご覧ください。

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