サンフランシスコ、およびラスベガスで開催中の.conf19 – 2019年10月22日 – Splunk Inc.(NASDAQ:SPLK)は、問題解決、意思決定、ビジネス戦略にデータを活用してデータの価値を引き出す方法をさらに広げる、Splunk EnterpriseおよびSplunk Cloudの新バージョンを発表しました。これらのイノベーションにより、Data-to-Everythingプラットフォームが強化され、データに関するあらゆる規模の問題をより迅速に解決できるようになります。Splunk Enterprise 8.0は一般提供が開始されています。
今年のユーザーカンファレンス.conf19には11,000社以上のお客様とパートナーが参加し、その席上ではSplunk Data Fabric Search (DFS)とSplunk Data Stream Processor (DSP)の一般提供の開始も発表されました。これらの革新的なテクノロジーによって、大規模な統合検索とストリーム処理が可能になり、データの活用方法が飛躍的に進化します。
Splunkのシニアバイスプレジデント兼最高技術責任者であるTim Tullyは次のように述べています。「企業が直面する問題はすべて、データに関係しており、Splunkはお客様が目標とするビジネス成果を達成できるよう支援する製品やソリューションを開発しています。お客様がSplunk Data Fabric Searchの高速化、Data Stream Processorのリアルタイム機能、Splunk Connected Experienceのアクセシビリティを求めているかどうかに関わらず、SplunkはData-to-Everything プラットフォームを提供し、組織全体のすべてのユーザーがあらゆるタイプのデータ課題に取り組むのを支援します。
イリノイ大学の最高プライバシー/セキュリティ責任者であるJoe Barnes氏は次のように述べています。「私たちは、教育、研究、社会貢献におけるリーダーを目指しています。これらの目標も考慮に入れたうえで選択した結果、キャンパス全体を支えるデータプラットフォームとしてSplunk Cloudを導入することになりました。Splunk Cloudは、ITとセキュリティから、教室内外でのパーソナライズされた学生体験の提供まで、あらゆるものの管理に役立っています。Splunk Data Stream Processorは、学生の個人情報をリアルタイムでマスキングできるため、より安全なコネクテッドキャンパスを構築する上で非常に効果的なツールです。」
Data Fabric SearchとData Stream Processorでデータエコシステム全体をすばやく分析して行動につなげる
Splunk DFSは、さまざまなデータストアにまたがる膨大なデータセットからインサイトを単一のビューにすばやくまとめることで、データ分析エクスペリエンスを高速化し、合理化します。データが複数のデータストア(Splunk以外のデータウェアハウスを含む)に分散している場合でも、DFSなら、すべてのデータをまとめて、組織全体をくまなく可視化できます。
Splunk DSPは、さまざまなソースから高速かつ大量のデータを継続的に収集し、データを価値ある情報やインサイトに変えて、結果を数ミリ秒以内にSplunkやその他のシステムに配信する、リアルタイムストリーム処理ソリューションです。アナリストをはじめとする各分野の担当者がすばやくインサイトを引き出してビジネス上の重要な意思決定を行えるように、有意義なデータや情報をさまざまなシステムやデータソースに配信できます。また、機密データをマスキングすることによって、ビジネスに影響する重要情報を守ることもできます。
Verizon Media社のコミュニティプロダクションエンジニアリング担当VPであるJon Prall氏は次のように述べています。「Splunkの新しいData Fabric Searchのおかげで、問題の兆候を検出して数分以内に対応できるようになりました。対応に何時間も取られることがないため、チームは革新的でパーソナライズされた製品の提供に集中できます。Data Fabric Searchなら、導入済みの複数のSplunkソリューションを活用し、最適化された拡張性の高いクエリを使用して、何十億ものイベントを対象として運用に関するインサイトを獲得できるのです。」
データアクセスを拡張、さらにNatural Language Platformで音声入力が可能に
Splunkソリューションがさらに拡張され、データを一層活用しやすくなりました。Splunk Connected Experiencesを使用すると、ユーザーは外出中でも、拡張現実(AR)、モバイルデバイス、モバイルアプリケーションを通じて、時間や場所を問わずデータにアクセスしてインサイトを獲得できます。Connected Experiencesの改良点として、Androidデバイス向けの一般提供が開始され、Splunk EnterpriseやSplunk Cloudとの統合が強化されました。
さらに、Connected Experiencesとともに、社内の重要な情報へのアクセス方法を拡大するSplunk Natural Language Platform (NLP)の一般提供も開始されます。Splunk NLPでは、モバイルデバイスからSplunk MobileアプリやSplunk TVアプリを使って、音声でデータを調べることができます。ユーザーが質問を音声入力すると、システムから答えが返されます。返答は、自然言語による説明とともに、Splunkダッシュボードに表示したり検索結果として保存したりできます。Splunk Mobileアプリは、App Storeで無料ダウンロードできます。Splunk TVアプリは、Apple TVデバイス向けApp Storeでのみ利用可能です。Android用のNLPは、今年後半に一般提供を開始する予定です。
直感的なユーザーインターフェイスでプロセスを検出、調査、監視
Splunk Business Flowは、プロセス改善チームやビジネス運用担当者向けの、高速で柔軟かつ直感的に使用できるプロセスマイニングソリューションです。あらゆるビジネスプロセスの適合性をインタラクティブに検出、調査、およびチェックできます。一般提供が開始された新バージョンのSplunk Business Flowでは、特に重要なプロセスが、期待するパフォーマンスしきい値内に収まっているかどうかについて通知を受け取ることができます。
Splunkのソリューションについての詳細は、Splunkのウェブサイトをご覧ください。
Splunk Inc. (NASDAQ:SPLK)は、Data-to-Everythingプラットフォームを通じてデータを行動につなげます。Splunkのテクノロジーは、データをあらゆる規模で調査、監視、分析、活用するために設計されています。
Splunk、Splunk>、およびTurn Data Into Doingは、米国その他の国におけるSplunk Inc. の商標または登録商標です。他のすべてのブランド名、製品名、もしくは商標は、それぞれの所有者に帰属します。© 2019 Splunk Inc. 無断複写・転載を禁じます。