サンフランシスコ、およびラスベガスで開催中の.conf19 – 2019年10月22日 – Data-to-Everythingプラットフォームを提供するSplunk Inc.(NASDAQ:SPLK)は、IT運用のためのSplunkの最新ポートフォリオおよびクラウドインフラストラクチャとマイクロサービスのリアルタイムオブザーバビリティ(可観測性)ポートフォリオを強化することを発表しました。IT運用の強化には、新しいバージョンのSplunk® IT Service Intelligence (ITSI)とSplunk App for Infrastructure (SAI)に加え、Splunk VictorOps®およびSplunk Phantom®との統合が含まれます。すでにITOMのリーダー、そしてAIOpsのパイオニアとして存在感を発揮するSplunkは、SignalFx社を買収することで、自社開発のオンプレミスアプリケーションからクラウドネイティブアプリケーションまでをカバーし、クラウド導入のすべての段階を対象とするオブザーバビリティポートフォリオを提供します。
SplunkのITマーケット部門シニアバイスプレジデント兼ゼネラルマネージャーであるRick Fitzは次のように述べています。「データ主導の今日の世界で企業が成功するには、IT部門がイノベーションの最前線で機能する必要があります。Splunkの最先端のIT運用ソリューションがあれば、組織は複雑なことを管理できるだけでなく、監視、コラボレーション、自動化を促進して長年にわたるITの問題を解決し、デジタル変革によって生じる新たな課題にも対処できます。」
ATB Financial銀行のテクノロジーおよびデータ・イネーブルメント部門責任者を務めるBarry Hensch氏は次のように述べています。「ATB Financialは、Splunkを使用することでスピード、俊敏性を向上させ、運用の可視化を実現し、常にお客様を最優先するという第一目標をより強固なものにしています。最も重要なのは、お客様がビジネスで確実に成功できるようにすることです」
IT運用の統合と簡素化で生産性を高めるSplunkのITソリューション
人工知能(AI)と機械学習(ML)の機能を備えたSplunkのIT運用ポートフォリオは、組織のデータを活用した、効率的な働き方を可能にします。SplunkのITソリューションがあれば、組織は従来のIT運用から最新のIT運用へと移行することができます。そこからキーとなるサービスを提供し、価値あるビジネス成果を得ることで、データを行動に変えることができます。
新しいバージョンのSplunk IT Service Intelligence 4.4 (ITSI)では、管理者からCIOに至るまで、すべてのユーザーが同じ機能を使用して監視と調査を行い、行動を起こすことができるため、迅速な作業と効果的なコラボレーションを実現できます。クラウド、オンプレミス、ハイブリッドのいずれの環境にあっても、組織はSplunk ITSIを使用してサイロ化したすべてのシステムを一元的に可視化し、問題を予測して防止することで卓越したカスタマーエクスペリエンスを提供できます。
Splunk ITSIにパッケージされているSplunk App for Infrastructure 2.0 (SAI)の機能拡張には、VMware vSphereの監視、マルチクラウドの監視(ベータ版)、そしてWindows、Unix、Linuxの監視の強化などが含まれ、物理環境と仮想環境の両方でトラブルシューティングとアラート生成が可能になります。
また、統合の拡張とSplunk VictorOpsの新しいML機能により、アラートを適切な緊急対応チームにインテリジェントにルーティングして、より迅速な問題解決、チーム間のコラボレーションの強化、そしてIT運用とオブザーバビリティを連携させるSplunkのData-to-Everythingプラットフォームとのシームレスな統合を実現できます。
Allied Irish Banksの決済部門でITサービス保証および運用マネージャーを務めるDamien Perrem氏は次のように述べています。「Allied Irish Banksはアイルランドの大手個人向け銀行であり、決済プロセスの監視にSplunk ITSIを使用しています。Splunk ITSIを使用することで、当行は決済サービスとその基盤であるITアプリケーションインフラストラクチャをあらゆる角度からリアルタイムで可視化できるようになりました。そのおかげで、インシデントを削減し、機械学習と分析を運用に統合し、カスタマーエクスペリエンス全体を向上させることに成功しています」
Splunkがクラウドインフラストラクチャとマイクロサービスのリアルタイムのオブザーバビリティを実現
クラウドインフラストラクチャとマイクロサービスのリアルタイムのオブザーバビリティの分野を牽引するSignalFx社と、オープンソース分散トレーシングの優れたイノベーターであるOmnition社を買収したことで、Splunkはクラウドネイティブ環境のリアルタイムのオブザーバビリティを実現する業界最高レベルのポートフォリオを提供できるようになりました。Splunkのオブザーバビリティポートフォリオにより、DevOpsチームは重要なシステムに関する詳細なインサイトを数秒で取得できるAIベースの分析を使用して、メトリックス、トレース、ログを処理できます。今回発表する内容は以下のとおりです。
「組織は進化するにつれて専門化された製造モデルから遠ざかり、特にDevOpsとIT運用の間でサイロは崩れていきます。チームは、スピードと複雑さに効果的に対応する必要に迫られることになります」とFitz氏は語っています。「私たちは、お客様の変革の過程にあるすべてのIT組織に対して、テクノロジー全体とアプリケーション・ライフサイクルに関するリアルタイムのインサイトをもたらす革新的なデータ駆動型ソリューションを提供できることに嬉しく思います」
SplunkのITおよびDevOpsソリューションについての詳細は、Splunkのウェブサイトをご覧ください。
Splunk Inc. (NASDAQ:SPLK)は、Data-to-Everythingプラットフォームを通じてデータを行動につなげます。Splunkのテクノロジーは、データをあらゆる規模で調査、監視、分析、活用するために設計されています。
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