半数以上(57%)の企業が成熟したサイバーセキュリティプログラムを運用しているものの、セキュリティを取り巻く環境は常に進化しています。
『2024年セキュリティの現状』での通信メディア業界の回答はコントラストに富んでいます。AIの中でも生成AIが主流となり、組織はビジネスを変革するためにAIを積極的に導入しています。一方で当然のことながら、セキュリティチームは生成AIが攻撃者の武器として使われることを危惧しています。また、半数以上の回答者が自社のセキュリティプログラムを「非常に先進的」と評価する一方で、多くの回答者が環境の複雑化により管理が難しくなっていると感じています。さらにセキュリティチームは、サイバー犯罪者と戦いながら規制当局の要求に対応することを求められています。